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「ある意味普通になって来た」イングランド・プレミアリーグ サンダーランド-マンチェスター・ユナイテッド

代表戦の後だし先発予想からも外れていたし、昨日はおそらく出場しないだろうと踏んでいたので、Twitterで先発と聞いた時には既に前半20分になってた・・・ファギーの空気読めなさ加減をすっかり忘れておりました(笑)。なので、そこから見た雑感だけでご勘弁を。
まあ得点自体はファンペルシの強引なドリブルでの持ち込みからの1点のみで、香川自身に得点もアシストも無くてマスコミ的には「不発」と書いてしまうんだろうが(実際書いてるし)、同じく代表戦で選手を使っているチェルシーがサウサンプトンに敗れるなどの波乱がある中、ある意味その目立たなさ加減が良かったのではないかと思った。
チーム全体の運動量が少なくて後半は押されっぱなし、香川自身もサンダーランド陣内ではきっちりマンマークを受けている中で、相変わらず自分で点を取ることが第一のファン・ペルシと、自己満ドリブルしか出来ないバレンシアとのコンビネーションは無く、香川が欲しいタイミングでリターンパスをくれるのはキャリックだけという状態は、これまでだったら単なるバックパスマシーンになって終わっていたパターンだったと思う。
しかしこの試合では、ヨルダン戦と同様にトップ下でボールをキープする時はしっかりと保持し、スペースが少ない中でもパスを受けてミス無く散らしパスでポゼッションをして自分たちのリズムを保つサッカーになっていた。これは、明らかに香川がチームに違いをもたらす存在になりつつあると言うことだ。
この試合に先発したことで、おそらくFAカップのチェルシー戦は控えになるのだろうが、この試合のような端境期の試合であってもきっちり内容を残しておくことは大事だと思う。ファーガソン監督が結果しか見ない人だったら、とっくに干されていてもおかしくない選手はたくさんいるからね(笑)。

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