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サウサンプトン、アドキンス監督を解任!

今朝起きてTwitterをつらつら眺めていたら、いきなり信じがたいニュースが飛び込んできて一気に目が覚めました。
「サウサンプトンがアドキンス監督を解任、後任はポチェッティーノ氏」
確かにシーズンスタート時点ではボロボロでしたが、12月に入ってから5分以上の結果を出して、前の試合ではアウェイでチェルシーに引き分けた監督の首を飛ばすとは、とても正気の沙汰とは思えません。
ただ、イタリア人オーナーのコルテーゼ会長が、「長期的な野心に基づいての決定」と語っているのと、同時にノルウェー代表のDFであるフォレンを獲得したニュースが飛び込んでいるところからしても、これは成績如何に関わらず既定路線だったのかな、という気がします。
つまり、3部からプレミアリーグにストレートインするという奇跡を成し遂げたチームではなく、普通にプレミアリーグの常連として定着できるチームにしたいという計画だったのでしょう。
アドキンス監督は、吉田が語っている通りにチームのモチベーターとしては素晴らしい人なのでしょうが、吉田が入る前の全体的に連動できない棒立ちな守備を見ても、攻守の戦術についてきちんとした指導をやっているようには思えず、特にオーナーがイタリア人だけにそういう部分に強い不満があった事は理解できなくもありません。
が、チームが上向き状態で、なおかつ選手とサポーター両方から厚い信頼を得ている現在の状況で、あえて監督を交代させるというのはどう考えても良い方向に転ぶとは思えません。
あと、個人的には吉田が守備のリーディングが出来る分、先発として起用されていた面があったと思うので、ボチェッティーノが1対1での守備を重視したり、吉田のリーディングを是としないタイプの監督だったとすると、控えに回される可能性が高くなってしまうので、そういう意味でも非常に残念です・・・
とりあえず、こちらとしては今後どうなるかを見守るしか無いので、もし次のエヴァートン戦で起用されたらしっかり結果を出してアピールして欲しいなと願うばかりです。

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