「日本人2人で3ゴール」ヨーロッパリーグ グループE ステアウア・ブカレスト-シュツットガルト

今日はこれからとあるイベントに出かけるので簡単に・・・
シュツットガルトは、現在グループ首位を快走するステアウア・ブカレストとのアウェイ戦だったが、蓋を開けてみれば何と5-1の大勝を飾ってしまい、最初の3試合で勝ち星無しの状態から、次のホームでのモルデ戦に勝てばグループリーグ勝ち抜けの王手をかけた立場になった。
ただ、シュツットガルトがものすごく強かったと言うよりは多分に運が良かったのは確かで、何と前半は枠内シュート5本で4点をゲット、しかも最初のセットプレイであっさり先制すると、2点目もまたFKをGKがミスをして弾いたボールを押しこみと、相手の焦りを引き出す格好の展開になったのが大きかった。
序盤に2点が入った後は、3-4-3のステアウア・ブカレストがどんどんサイドを押し上げて攻勢を強めようとするのだが、この日のシュツットガルトはラインを高く保ってベタ引きにならず、そこに前線の選手が忠実に戻って守備陣と挟み込むディフェンスが機能し、そこからさらに前線が飛び出すといった感じでどんどんチャンスを量産していった。
その中でも働きが抜きん出ていたのが岡崎で、自陣ライン際まで戻って守備をしたと思ったら、次の瞬間にはサイドを突破してクロスを上げてたりと、長友もビックリな運動量と神出鬼没ぶりで、その上2ゴールを挙げる活躍なのだからMOMは当然だろう。今まではいまいち得点運に恵まれていなかったが、オマーン戦でのゴールが良いきっかけになったのだろう。
そして酒井高徳のゴラッソなブンデス初ゴール。ステアウア・ブカレストが、焦って中に人を集めていたので、その分相手のサイドが孤立したという面はあったが、それでも運動量豊富に攻守で駆け回り、今期ベストといえる働きぶりだった。まだ新潟からシュツットガルトへ完全移籍しているわけではないが、もしかすると長友方式でビッグクラブからの横槍が入るのではないかと思わせてしまうだけのものはある。