ブラジルW杯アジア最終予選の動向

昨日のブラジル戦完敗の後とあって、いまいち気分的に晴れない朝ですが、昨日は日本とレバノン以外はアジア最終予選の第5節があり、これで全チーム折り返しとなりました。
日本のいるグループBでは、イラクホームでオーストラリアとの試合があり、イラクが72分に先制点を奪いながらもその後2点を奪われて逆転負け、そしてもう1試合はホームのオマーンがレバノンに勝利し、1位は日本が勝ち点10で変わらず、2位に勝ち点5でオーストラリアとオマーンが並ぶ状況になりました。
オーストラリアは、残り4試合でホームを3試合残しているので、このアウェイでの逆転勝利は2位確保に向けて非常に大きい結果であると言えます。逆にイラクは勝ち点2で最下位に沈み、給料未払いが続いているジーコの続投は相当厳しくなったかもしれません。
このグループでは日本が圧倒的優位な状況には変わりませんが、もし次のオマーンアウェイで負けてしまうと2位に勝ち点2差に詰められて気が抜けない状況になってしまうので、ロスタイムにカウンターで負けたフランスや、そのフランスに同じくロスタイムで追いつかれたスペインの二の舞にならないように気を引き締めて欲しいところです。
そしてグループAでは、韓国がイランアウェイで0-1で負け、イランと勝ち点7で並んでしまいました。そして2分け1敗とここまで不調にあえいでいたウズベキスタンがカタールアウェイで勝利し、勝ち点5の3位に浮上して、ようやく三つ巴の格好になった感じです。
韓国は、イラン選手が退場で10人になりながらも得点できず、逆に75分に失点してしまうという悔いが残る試合になってしまいました。まあ、韓国もホームを3試合残しているのでまだ焦るには至りませんが、3試合目のウズベキスタン戦まで2位争いがもつれ込むとまさかがあるかもしれません。
いや、ぶっちゃけもう最終予選はここで終わりにして、あとは強豪とのアウェイ戦だけをやらしてもらえませんかね~、切実に(笑)。