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「本日ケチャップデー」ロシア・プレミアリーグ第8節

清武、乾、宇佐美、ハーフナー・マイク、指宿とことごとく日本人選手がゴールを決めた今週末の欧州リーグ。その中でも、元祖ケチャップ男の本田が一番ドバドバと2得点を挙げた。と言うか、昨日からTwitter上TLでのケチャップドバドバ率は異常(笑)。
と言う話はさておき、今期のロシアリーグを見ていて感嘆するのは、下位や2部上がりのチームであっても、かなり組織立ったレベルの高いサッカーをやって来るチームが多いな、という事。
この日対戦したアラニア・ウラジカフカスには、元CSKAのシェンベラスがいるのだが、アウェイでありながら相当高い位置から積極的なプレスをかけて来て、CSKAの守備での対応が後手に回る場面が非常に多く、前半はほぼアラニアのペースで45分が過ぎたと言っても良かった。
まあ、そこで先に1点を取れないのが下位チームの悩みでもあるわけで、後半開始6分にカウンターから本田が裏のスペースに抜け出し、一旦は1トップのムサにボールを預けたものの、そのムサから中央への折り返しを左足でトラップ、GKの逆を突く冷静なキックで先制点を挙げる。
その後、CSKAはマルク・ゴンサレスやママエフ、ヴェアンブロームといった先発未満選手を次々に送り込む中、エースの本田は当然のように試合に残る。そして85分、またもカウンターから左サイドへムサが抜け出し、ドリブルで溜めてからのクロスを本田が体勢を崩しながらもきっちり合わせて2点目をゲットしてみせた。
清武に続いて何故それを代表でやってくれないのかと言いたくなる試合だったが(笑)、ELの出場を逃して選手層がだぶつき気味な中で完全にトップ下としてエースの座を確立してしまっているのは、本当に感心するしか無いよね。ただ、本田はこの冬で契約期間が残り1年になり、次の夏が来れば事実上フリートランスファー選手になってしまうわけだが、この現状では10億円程度の金で移籍されてもCSKAにとっては損失のほうが大きいよなあと思ってしまったり。はてさて。

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