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関塚ジャパンの1位通過は理想的だが・・・

昨晩は午前3時まで続けて起きていられる自信が無く、昔から睡眠不足になると極度に調子が落ちてしまう体質なので、生観戦は諦めました。
ただし一瞬3時前に都合よく目が醒めたので、勝利の瞬間とハイライトが終わるまで見て、そこから再び朝まで寝ておりました。
なので内容的にどうこうはまだ言えないわけですが、その代わりに今後の対戦相手との展望について一言。
まず決勝トーナメントのこれからの組み合わせですが、日本の準々決勝の対戦相手はベラルーシを直接対決で下して2位通過したエジプトになり、準決勝はメキシコとセネガルの勝者との対決になりました。おそらく全チームで力的には頭ひとつ抜けているブラジル、開催国のイギリスと違う山に入った事は非常に大きいです。
日本は親善試合でメキシコに勝っていて苦手意識はありませんし、セネガルもA組2位通過であった事を考えると、日本の銀メダル以上の獲得は現実的な視野に入って来たと言ってもいいでしょう。
ただし、エジプトは相当な難敵です。日本とはトゥーロンで一度対戦していますが、3-2という点差以上に個人能力で翻弄され、今大会はブラジル相手に2点、ベラルーシにも3点を取って来るなど攻撃力に関してはブラジルの次に来るぐらいの力があると思われ、日本としてはその先を見るより、目の前の相手を倒すことに集中しないといけません。
日本が有利な点としてはやはりコンディション。3戦目後の移動はどちらにも発生しますが、エジプトは2戦目と3戦目では2人しか先発メンバーを代えておらず、3戦続けて出場している選手が7人居ます。従って、日本としてはモロッコ戦と同様に前半のうちはコンパクトなプレスで粘り強く守り、相手の運動量が落ちて来る後半に勝負をかけたいところです。
ポイントになって来そうなのは、大津と山口の出ずっぱり組。大津はこの試合でも相当頑張って走っていた様子なだけに疲労の蓄積はあるでしょうし、山口の役割は全く替えが効かないので、彼の調子が落ちると相当厳しい戦いを強いられるでしょう。
とにかく、次で負けてしまってはシドニーから時計を進ませられないわけですから、先を考えず全力で悔い無く戦って欲しいですね。

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