なでしこジャパンは苦しみながらもカナダ戦勝利!

いよいよ迎えたロンドン五輪女子サッカーの初戦。
当然生放送でガッツリ応援・・・と行きたいところなんですが、さすがに3時まで起きているのは仕事に支障が出るので、翌朝起きてから飛ばし飛ばし試合を見ただけの状態です。
それとあちこちの情報を繋ぎ合わせてみると、カナダは日本対策では常套手段となった前線からのプレスで圧力をかけて来たものの、日本もすぐに持ち前のパスワークで盛り返し、33分に澤のロビングパスから大野のヒール、オーバーラップした川澄が角度の無いところから決める日本らしい得点で先制すると、44分には鮫島のアーリークロスにGKがかぶり、ちょうど宮間の頭に当たって2点目という理想的な前半。
しかし後半になると、カナダのフィジカルを活かしたゴリ押しプレイに日本のリズムが崩れてミスが増え、55分にミスからサイドを崩されて失点すると、その後も日本はなかなか調子を立て直すことが出来ず、カナダが後半30分に怪我による退場で10人になってくれた事もあって何とか逃げ切ったという感じでしょうか。
同じグループの裏の試合では、スウェーデンが南アフリカに4-1で大勝。ちらっとダイジェストを見た限りでは南アフリカの守備は相当ザルと言うか、カバーリングが全く出来ていなかったので問題ない相手ですね。なので、次のスウェーデン戦で引き分け以上であれば勝ち抜けはほぼ決まりと言っていいのですが、逆に負けてしまうと3強1弱状態なのでかなりややこしくなりますね。
もしグループリーグで2位が同じ勝ち点で並んでしまった場合、五輪のレギュレーションでは3試合合計での得失点差が優先され、その次に総得点数、そして万一3位になると他のグループとの得失点差になって来るので、スウェーデン戦での結果次第では最終の南アフリカ戦で大量得点が必要になって来るかもしれません。ゴリ押しではなかなか点が取れない日本としてはそういう事態は避けたいところです。。
しかも他グループでは、日本が完敗したフランスに対してアメリカは4点をもぎ取っての勝利、そしてブラジルはカメルーン相手に5-0の虐殺とスタートダッシュを決めてますね。日本がグループ1位だとフランス、2位だとアメリカ、3位になるとブラジルが決勝トーナメント初戦の相手になるでしょうから、やはり絶対に1位抜けを目指さないといけませんよね。
日本はまだ選手の調子にバラつきがあるようですが、スウェーデン戦では何とか勝ち点3を取って1位抜けを確実にしてもらいたいものですなあ。