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「今一番ドイツで強いのでは?」ドイツ・ブンデスリーガ第29節 シュツットガルト-マインツ

昨日の夜は自転車レースのパリ-ルーベを見ていて、レースが終わってから1.5倍速で試合を見たので流れについては省略。
ここまで6試合負けなし、そのうち3試合で4点を取っている絶好調のシュツットガルトが、またもマインツ相手に4点を取っての快勝。一度は降格圏内まで落ちてしまったシュツットガルトは、何とこれで単独5位に浮上という快進撃。
その原動力になっているのが、冬の移籍で入ったイビシェビッチと酒井高徳である事は衆目の一致する所で、不調時はDFが適当に縦ポン、しかしボールが前で収まらないのでチャンスは偶発的にDFラインの後ろにボールがこぼれた時のみという単細胞サッカーだったのだが、イビシェビッチが前で基点になり、酒井がビルドアップと素早いパス回しで攻撃のリズムを作るようになってから一気に化けた。
ドルトムントのような相手との試合で受けに回ると脆いのだが、この試合のマインツのように中盤で主導権を握れるとシュツットガルトは非常に強い。守備に難があるボカと酒井の両SBも攻撃ならお手の物。岡崎が怪我でいなくなってちょっと機能が落ちたかと思われた時期もあったのだが、そこでサブだったシーバーが大活躍し、今度は岡崎がスタメンに入れなくなったという歯車の噛み合いぶり。
特にこの試合の酒井はビルト誌で1の採点、ベストイレブンに選ばれる活躍ぶりで、2点目のアシストになる弾丸クロス以外にも、ハルニクがフイにしてしまったがその前に絶妙なクロスもありで、スタミナも最後まで落ちずに走っていたし、攻撃だけなら既にリーグでも屈指の選手になってしまった。
ま、守備についてはマインツ相手にはボロを出す機会が無かっただけでまだまだまだまだアレだけど(笑)、クラブやU-23ではあまり学習に期待できないので、一度ザックに代表へと呼んでもらって守備の仕方をきっちり叩きこんであげて欲しいなあと。
とにかく、シュツットガルトは最終節の1つ手前の第33節にはバイエルンとの対戦が控えているので、このまま好調を維持してドルトムントのアシストをしてもらいたいところだね。

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