サイトアイコン 旧閑ガゼッタ

ロンドン五輪アジア最終予選、最終節を残しての各グループ展望

昨晩は、11時半からシュツットガルトの試合があって、30分後には宮市が先発したボルトンの試合があったので、結局どちらも前半途中まで見て眠ってしまったので、まだ試合のレポートが書けませぬ・・・
日本選手が活躍するのは嬉しいですが、時間がかぶると結局ブログ記事を書くには中途半端な状態になってしまうので、何とも痛し痒しですなあ・・・(笑)
なので、マレーシア戦後はまだやってなかった、ロンドン五輪アジア最終予選各グループの展望をやってみます。
まず日本が勝ち点12で首位に立ったグループA。2位のシリアが勝ち点9の得失点差+3、バーレーンが同勝ち点で得失点差が-1なので、それぞれの最終節の相手がホームでマレーシア、アウェイで日本という事を考えると、バーレーンが2位に入り込む可能性は極めて薄いと言えるでしょう。
では1位と2位の争いですが、得失点差が5あるので、日本がバーレーンに0-1で負けてシリアがマレーシアに4-0で勝てば逆転されます。そうなる可能性は0では無いとは思いますが、日本に圧勝するしか道がないバーレーンがどういうメンタルで臨んで来るかがポイントでしょうね。玉砕覚悟でガンガン攻めて、逆にカウンターから1点取られて気持ちがプツリ、という展開になると(ラフプレイは怖いけど)楽なのですが。
グループBはオマーンアウェイで韓国が3-0で快勝、中東包囲網を見事に勝ち抜けグループ1位を決めました。韓国はもともとこの世代ではアジア最強クラスだと目されていましたし、日本ほど海外組がいるわけではないので、まあ予想通りの結果です。ホン・ミョンボ監督も、元A代表監督のチョ・グァンレ氏との確執が無くなったしスッキリというところでしょうか。
2位争いはオマーンとカタールの一騎打ち。かつてのアジアの雄であるサウジは敗退決定・・・シリアの強さを見ても分かる通り、中東の勢力図は変わりつつありますね。そして最終節は、オマーンがサウジ、カタールが韓国と共に勝敗が決まった相手とのアウェイ戦。まあ、韓国がホームで手を抜くとは思えないので、プレーオフ枠争いはオマーン優位で間違いないでしょう。
最後のグループCですが、何とオーストラリアが5戦連続無得点でグループ敗退決定・・・海外組がどれだけいて、どれだけ呼べなかったかという情報は分からないですが、たとえ2軍の国内組だけだったとしてもこの結果は深刻ですね。以前から世代交代の失敗は囁かれていましたが、A代表でもこれから苦しくなって来るのかもしれません。
そしてイラクも敗退が決定してしまったので、1位のUAEと2位のウズベキスタンがストレートインをかけての最終戦直接対決を迎えます。勝ち点差が2で、得失点差も2、そして総得点で並んでいるので、点差関係なく勝ったほうがロンドン五輪出場という大一番となりました。あの糞ピッチを考えればホームのウズベク有利ですが、中東はヤケクソミドルという武器があるので侮れませんよ。
さて、3/14の最終節でどういうドラマが待っているのでしょうか?

モバイルバージョンを終了