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「ここで本田が見たいなあ」イングランド・プレミアリーグ リヴァプール-トットナム

昨日は観念してローマ対インテルの試合を見ようとしたのだけど、何故かHDRの不調で15分しか録画されておらず断念。プレミアのマンデーナイトの試合を見ることに。
リヴァプールはスパーズと勝ち点で11離されているとは言え、まだCL予備選枠に十分可能性がある順位なので、どちらも負けたくないという気持ちが強く、互いに守備への戻りが速くてある意味プレミアらしくない緊張感溢れる好ゲームだった。
そんな中でも、やはり個人的に注目してしまうのは、本田へのエアオファーで度々噂に上がるリヴァプールの出来がどうかという事(笑)。
以前からエアオファーがある度に、何で本気で取りに来ようとしないんだろうと思っていたのだけど、実際に試合を見てみても、リヴァプールの3人の中盤のうち、ジェラードを除いたスピアリングやアダムの出来はかなり微妙で、本来はスタメンのルーカスがいないとは言え、ラツィオよりもよほど本田を欲していてもおかしくないと思うんだけど・・・
ただし、本田個人の能力的には全く問題はないけれど、プレミア独特のハイペースな試合テンポにどれだけ速く慣れる事が出来るかどうかだろうね。中盤から前の選手は、ボールを貰ったらまず前に突進する事が必要条件になっているし、サイドは前に少しでもスペースがあればドリブル突破、そして中に飛び込む選手に合わせる高速クロスが必須。
それだけでなく、ゴール前ではとにかくドリブル・クロス・ミドルが矢継ぎ早に繰り返されるので、前線の選手は常にボールに対して反応できるような心の準備をしておかないといけない。今朝は、李忠成選手がFAカップの4回戦に出場してノーゴールだったようだが、かなりそういう意味では苦労したのではないだろうか。
どちらにしても、中盤では速くチマチマとパスを回してゴール前ではスピードダウンするようなサッカースタイルと、縦を切られてしまうと横にはたくかバックパスの習慣が骨の髄まで染み込んでいる日本選手には厳しい環境だよね。

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