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ロンドン五輪最終予選各グループの展望

いや~、しかし昨日の試合はひどかったですね・・・ここまで内容が絶望的な試合ってのは、ジーコジャパンや岡田ジャパンでもなかなか見られなかったぐらいで、近年はザックジャパンやなでしこの試合に慣れきっていたのもあって、相当精神的にダメージを喰らいましたよ。
と、ここで愚痴を言ってても監督が変わってくれるわけではないので、本当なら左うちわだったはずの各グループ展望をやってみます。
さて、日本のグループAですが、言うまでもなくシリアが日本に勝利してともに勝ち点9。得失点差ではシリアが日本を1上回って首位に立ちました。
現状の数字だけで言えば別に五輪に向けて赤信号という訳ではないのですが、何しろ内容がシリアに対して負けて当然の完敗だっただけに、同じ相手と戦えばシリアのほうが得失点差で上回ってくるのではと思うのは自然でしょう。
ただ、日本にとってチャンスがあるとすれば、次のマレーシア戦がバーレーン対シリアの試合が始まる前に行われる事。日本がここで大量得点を挙げられれば、シリアには確実にプレッシャーがかかります。バーレーンも勝ち点6を取っているので、シリアと日本に連勝すれば2位通過の可能性が残っているのでモチベーション的には高いはずです。
それに中東の国同士は意外とライバル関係が強く、往々にして力関係を覆す結果になったりするので、ひょっとするとひょっとするかもしれませんし。もっとも、日本がマレーシアに引き分け、もしくは辛勝に終わったりするとそれは全く逆に働いてしまうわけですが・・・
グループBについては、韓国がアウェイでサウジに引き分けて首位をキープ。しかし2位のオマーンとは勝ち点1差で、次がアウェイでの直接対決なのでまだまだ楽観は出来ません。つーか、日本の2位通過の場合を考えると韓国よりはオマーンのほうがいいかなと思ったり(笑)。
ここまで何と最下位のサウジは、まだかろうじて1位通過の可能性を残していますが非常に苦しいですね。カタールも自国開催が控えていることを考えると、この世代が頑張らないといけないはずなのですが・・・
最後のグループCは、ウズベキスタンがオーストラリアに快勝して首位を疾走。と言うか、アジア最強国の1つであるはずのオーストラリアが何とここまで未勝利の最下位というのが信じられません。1位との勝ち点差が5だとは言え、これからウズベクが星を連続で落とすとは考えづらく、オーストラリアの目標は既にプレイオフになってしまったと言っていいでしょう。
もし日本が2位で終わってしまったら、場合によってはプレイオフの相手が韓国とオーストラリアになる可能性もあるんですよねえ・・・最終予選の組み分け時には楽勝だと思われていたのにね(苦笑)。やっぱ、今からでも遅くはないので関塚監督にはお辞めいただきましょうかね。

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