2011年10月

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「しょっぱい試合を2日連続」欧州CLグループB リール-インテル

リーグ戦2連敗で一向に調子の上がらないインテルだったが、チャンピオンズリーグでは何とかアウェイでリールを1-0で下して首位を堅持した。 が、試合内容的には非常に厳しいというかしょっぱいものだった。昨日もアウグスブルクの塩試合を見てただけに、かなり見ているのがつらかったよ(笑)。 リールは4-3-3の布陣で、インテルは長友とマイコンが左右のSBに入り、スナイデルがトップ下に復帰した4-3-1-2だっ […]

「ただ勝ち点3だけが収穫」ドイツ・ブンデスリーガ第9節 マインツ-アウグスブルク

細貝が先発フル出場をして、アウェイの試合で今期初勝利を飾ったという、極めて目出度い結果にはなったのだが、個人的には二重の意味で見ていてブルーにならざるを得ない試合だった。 まず1つは、アウグスブルクの試合内容のひどさ。 試合の序盤こそは、活発な出足でホームのマインツ相手に攻め込む場面を作りはしたのだが、前半も15分を過ぎると後はひたすら守りっぱなし。 プレスサッカーをするには最低限のレベルである、 […]

「強みを生かし切れないという弱み」J1第29節 横浜Fマリノス-サンフレッチェ広島

一時はJ1で首位に立ちながらも、ここのところは調子が下降気味で優勝争いから脱落しつつある横浜Fマリノスと、どうも出入りの激しいサッカーで中位から抜け出せない広島との対戦は、両チームの現状を象徴するかのような最小スコアでのドローに終わった。 横浜は、試合開始からボールをポゼッションしてくる広島に対して、4-4のブロックをガッチリ形成して相手のパスワークを封じる形を作るところまではいいのだが、ボールを […]

「運がなければさすがにつらい」イタリア・セリエA第7節 ノヴァーラ-ボローニャ

前節で得点を決めた結果を受けての森本先発復帰だったが、監督を交代して臨んだボローニャに残念ながらホームで完敗。 序盤は、確かにホームのノヴァーラがDFラインを積極的に押し上げつつサイドが何度もオーバーラップを仕掛け、森本がGKを背にしながら反転してシュートを放つ場面を作るなど、いつ先制点を揚げてもおかしくないような勢いになっていたのだが、セットプレイからパーチがゴール真ん前で頭に当てたものの、コー […]

「愚直サッカー炸裂」ドイツ・ブンデスリーガ第9節 シュツットガルト-ホッフェンハイム

互いにリーグ7位と8位というライバル同士の争いは、ホッフェンハイムが終始試合を優位に進めながらも、シュツットガルトが岡崎の先制点とPKで2点を奪って勝利を決めた。 シュツットガルトは前節と同じくカカウとポグレブニャクの2トップに、左岡崎右ハルニクという布陣。カカウとボグレブニャクは、彼らには悪いが例えるならば鈴木隆行と巻兄の2トップのようなもので、スピードやテクニックはさっぱりだが、ひたすら前線で […]

「中盤の差が勝敗を決める」ナビスコカップ準決勝 名古屋-鹿島

今日のリーグ戦でガンバとの大一番を迎える名古屋だが、鹿島とのナビスコ準決勝では浦和に負けたガンバと一緒に仲良く敗退となってしまった。 名古屋は代表戦でケネディと藤本を欠き、玉田とダニルソンが怪我という事で、1トップに永井、2列目に金崎、ブルザノビッチ、小川という前線を組んだのだがこれが全く機能しない。 名古屋は前でボールが収まらなくてDFラインが高い位置を保てず、だだっ広い中盤を鹿島にやられまくり […]

「堅牢極まりないドイツ」ユーロ2012予選 ドイツ-ベルギー

プレーオフ枠の2位に入るためには、ほぼ勝利が必要だったベルギーだったが、ここまで全勝のドイツが情け容赦なくベルギーを粉砕。アゼルバイジャンを1-0で下したトルコがプレーオフへと進んだ。 後がないベルギーは、フェライニとアザールというタレントを中心に序盤から激しい攻勢を仕掛けたが、ドイツはそれに対して全く慌てず、タジキスタンとは全く正反対にPAの外側からDFラインが一歩も引かず、素早いチェックと忠実 […]

「肉を切らせて骨を断つ」天皇杯2回戦 大宮アルディージャ-福岡大

実は、タジキスタン戦の前日にこの試合を見ていたんだけど、出張の後処理が溜まっていたしタジク戦の展望やら何やらでドタバタしているうちに、戦評を書きそびれてしまっていた。 なので、タジク戦の後にTwitterで、福岡大のほうが強いと書いたのは単なる当てずっぽうでは無かったんだよね(笑)。つーか、タジキスタンの監督もこの試合を見ておけば、もう少し日本を慌てさせるような展開に持ち込めたのではないかと思って […]

アジア三次予選各グループの動向

試合楽勝の後、左うちわで楽しむ事と言えばアジア予選他グループの動向ですな(笑)。これで一応、全グループ共に折り返しとなってだいたいの流れが見えてきています。 まずグループAは、ヨルダンが何と3戦全勝の楽勝ペース。得点7&失点1という内容も抜きん出ており、これは最終予選でのダークホースになるかもしれませんね。逆にずっと眠れる大国の中国は、ホームでジーコ率いるイラクに破れて3戦で勝ち点3。2位のイラク […]

「あまりに拍子抜けの楽勝」ブラジルW杯アジア3次予選 日本-タジキスタン

全くもって簡単な試合になってしまってすいません(笑)。だって、これまでの2戦が0-1という結果なのだから、普通はもう少し固い相手だと思うでしょうに。 でも、良いほうに予想が外れるのは大歓迎なので、これからも悲観論でプレビューを書くようにしようかな・・・? さて、何かと怪我人を偽装してスタメンを欺いたり、気持ちが切れるとラフプレイに走りがちなアジアの国にあって、日本を非常にリスペクトしてくれているタ […]

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