2011年9月

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「とりあえず体裁は保ったのだが」イタリア・セリエA第3節 インテル-ローマ

今日の早朝に、森本が所属するノヴァーラとインテルの試合が行われ、何とインテルが1-3で負けてしまうという惨事になり、ミラノ方面に監督解任台風上陸確実の様相を示しているわけだが、とりあえず先に0-0のスコアレスドローで終わったローマ戦のレポートを。 4バックにして臨んだCLのトラブゾンスポルに敗戦し、またも3-4-3へと戻してきたガスペリーニ監督だったが、この試合ではそれが比較的上手く機能しているよ […]

「DFラインの違いが大きな違い」J1第26節 横浜Fマリノス-ガンバ大阪

優勝争いの直接対決であると同時に、J1で最強の得点力と、最強の守備力を誇るチームの対決とあって注目された試合は、結局1対1のドローで終了した。 試合展開は、予想通りにガンバがボールをキープして横浜が守備を固めてカウンター狙いという形になったわけだが、個人的にとても面白いと思ったのが、両チームの最終ラインの動きである。 横浜の守備は、ガンバの選手がサイド深くでボールを持つとさすがに後ろまで下がるが、 […]

「点を取った森本の採点が悪い理由」イタリア・セリエA第3節 カリアリ-ノヴァーラ

2-1で敗戦したとは言え、ゴールを決めた森本が何でイタリア紙の採点が5という、かなり悪い方の部類だったのかが不思議だったのだが、実際に試合を見てみるとすぐにその理由が分かった(笑)。 とにかく前半は、森本は一度もボールを触っていないんじゃないかというぐらいの消えっぷりだったのだ。 ノヴァーラは1部の椅子を最も低い順位でゲットしたチームで、それなりに開幕前は補強に走ったとは言え、ちゃんとセリエA残留 […]

「香川今シーズン初ゴール!だが・・・」ドイツ・ブンデスリーガ第6節 ハノーファー96-ボルシア・ドルトムント

とにかく前半はかったるい最近のドルトムントだった。 昨シーズンまでのドルトムントは、守備から攻撃への全員の切り替えが物凄く速く、相手が守備的に来ていても組織が整う前に攻め切れていたのだが、今シーズンはまずレヴァンドフスキが全くポスト役として機能できておらず、香川にはビッチリマークがついているので縦にボールが入れられず、中盤以降がツータッチ以上しながら何とかサイドまでボールを持って行って苦し紛れのク […]

「長谷部ブンデスリーガGKデビュー」ドイツ・ブンデスリーガ第6節 ホッフェンハイム-ヴォルフスブルク

選手を3人交代した後の81分に、ヴォルフスブルクGKヒッツが一発レッドで退場してしまい、長谷部がその後の13分ほどをGKとして働く椿事が起こってしまった試合。 その退場になった原因は、GKのゴールキック時に別のボールが入ってしまい、その瞬間にどうやらヒッツが暴言を吐いたことが原因のようだが、何ともつまらない赤紙である。 ヴォルフスブルクの正GKであるベナーリオが怪我で欠場しているために、今は控えの […]

「岡崎の先制点でリズムに乗る」ドイツ・ブンデスリーガ第5節 シュツットガルト-ハノーファー

第6節のシュツットガルト戦は今朝行われたのだが、とりあえず宿題になっていた前節の試合を先に見る。 どちらもなかなかの好スタートを見せた両チームの戦いは、岡崎の先制点で流れを握ったシュツットガルトが、相手の運動量が落ちた後半に2点を加えて突き放しての快勝に終わった。 ドイツサッカーでは、良くも悪くも1対1で勝つことが求められており、日本のようにそれが劣勢だから連動したプレスでカバーしようとか、フォー […]

「次から次へと出て来る若手」ACL準々決勝第1レグ セレッソ大阪-全北現代

現在Kリーグでトップを独走している強敵と対戦したセレッソだったが、4対3と派手な打ち合いを制してまずは1点リードのまま第1レグを折り返した。 試合は、序盤からアウェイでも積極的に前から攻めて来る全北に押し込まれる苦しい展開。特に2列目のルイス、エニーニョのブラジル人コンビのキープ力に悩まされ、いきなり開始5分にポストプレイに走りこんだイ・ドングのマークを外してしまって失点。 しかしそこからはセレッ […]

「ドルトムントは痛い引き分けスタート」欧州CL グループF ボルシア・ドルトムント-アーセナル

香川のチャンピオンズリーグデビューとなったホームでのアーセナル戦は、22本のシュートを放ちながらも1点しか取れず、ドローでのもったいないスタートとなった。 この試合ではサヒンが抜けてからなかなか機能しない中盤にメスが入り、ギュンドアンの代わりにケールが入り、ベンダーとコンビを組む形になった。 ギュンドアンがやたらと攻め上がりたがってゲッツェや香川のスペースを潰していたのに対し、ケールは比較的動かず […]

「3-4-3の完成はまだ遠い」イタリア・セリエA第2節 パレルモ-インテル(4-3)

第1節がストライキのために順延となり、ガスペリーニ監督下での新生インテルの船出はパレルモとのアウェイ戦となった。 インテルの布陣は、3バックがサネッティ、サムエル、ルシオ、中盤が長友、カンビアッソ、スタンコビッチ、ジョナタン、FWがフォルラン、ミリート、サラテという形で、スナイデルはベンチスタート。 序盤はホームのパレルモが激しいプレスでインテルを攻め立て、その後も試合はほとんどパレルモのペース。 […]

「無敗という結果は出したのだが」ロンドン五輪女子サッカー最終予選 日本-中国(1-0)

しばらく、プライベートで旅行に出ていたので5日ぶりの更新です。 本当は予選突破がかかった北朝鮮戦を見る予定だったんだけど、録画ミスで再生してみると画面が真っ黒だったので(涙)、中国戦のほうを観戦。 移動疲れで時々居眠りタイムが入ってしまったので試合の流れについては割愛させてもらうが、同じくメンバーを大きく落とした初戦のタイ戦に比べると、ずっと練習をしていた効果もあってか中盤のパスワークは多少向上し […]

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