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「ここで是非とも決めなければ」ロンドン五輪女子サッカー最終予選・北朝鮮戦展望

昨日、日本がウズベキスタンで激闘を繰り広げている最中に、体調不良によって清水を退団し、その後釜として名古屋のGKコーチだったハーフナー・ディドが移籍してくるという異例のニュースとして話題に上がった、真田正則氏が急死したというニュースが飛び込んできました。
年齢的にはちょうど私と同じような年代で、清水エスパルスのGKと言えば真田と即思い浮かべるぐらいにクラブの顔として活躍され、親しみを持っていた選手だけにショックです・・・心よりご冥福をお祈りします。
さて、明日から5日ほど旅に出るため、代表戦ラッシュからは一時的にリタイアする事になってちょっとホッとしている自分がいるわけですが、やっぱり直接試合を見れないという現実が迫ると後ろ髪を引かれるものがありますな。
てなわけで、北朝鮮戦だけについては展望を書いて行きます。
と言っても、星勘定的には日本は全力で勝つだけですな。最終戦の対中国までもつれ込んでしまうと、アウェイ中のアウェイな雰囲気が待っているし、たとえ買収が無かったとしても、審判が雰囲気に飲まれてホームびいきの笛になる可能性は高いです。男子ウズベク戦の判定も日本には不利だったしね。
中国がオーストラリアに負ければ日本の出場が自動的に決まりますが、引き分けだと勝ち点6で日本と並び、日本が北朝鮮に負けたとすると得失点差は2以下になるので、中国が勝つとイーブン以上になる可能性が出てきます。ただし得失点差が同じの場合は、総得点での争いになって、現時点で中国とは4の差があるので日本が有利な状況です。
しかし中国が勝ってしまうと、日本が北朝鮮に引き分け以下だとどちらにしても最終戦での決着になるわけで、北朝鮮相手にはドローを狙うという選択肢はあり得ません。
まあ、どのみち日本にとっては横綱相撲を取り切るしか無い。右サイドのキム・スギョンを中心とした攻撃力で韓国から3点を奪った北朝鮮は、おそらく予選で最も強い相手。ドーピング違反で5人の選手が抜けたとは言え、若さを武器にしたスタミナと勢いは脅威です。
おそらく韓国と同じような戦い方をして来るのは確実なので、韓国戦のように相手の勢いを受け流しながらも、しぶとく点を加えるような大人のサッカーを期待したいですな。

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