2011年7月

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ツール・ド・フランス2011 第16ステージ

これから待ち構えるアルプスステージの前哨戦ということで、総合有力選手は動かずに終わるかと思われたのだが、ゴール前17km地点にある2級山岳への上りでまさかのコンタドールがアタックした事で、一気にスリリングな展開になりましたね。 ステージの勝敗自体は、残り50kmあまりからようやくメイン集団からの逃げが決まり、「登れるスプリンター」の異名をほしいままにしているフースホフトが、逃げ集団からさらに上りの […]

なでしこ優勝特番は、澤特番?

昨日はツール・ド・フランスが中休みだったので、夜は普段めったに見ない地上波のニュース番組をハシゴ視聴しておりました。 各局ともに話題の中心はキャプテンの澤選手で、もちろん他の選手も頑張ってくれたのは確かですが、やはりMVPと単独得点王のダブル受賞は、まさに「澤のための大会」と呼んで差し支えない活躍でした。 それも、日本代表のキャプテンとして「結果」という目標を掲げ、アメリカ戦でも延長前半に失点を食 […]

「優勝おめでとう、なでしこジャパン!!」ドイツ女子W杯 決勝 日本-アメリカ(2-2PK3-1)

いや~、全世代を通じて今までなかなか届かなかった世界一の座を、まさかこの目で見られるとは思わなかった。 オバマ大統領がCongratulationsとツイートをくれたり、世界中が日本の優勝を祝福してくれているなんて、まだ実感が沸かないよね。澤がカップを掲げたとき、ちょっと画面が霞んで見えちゃったよ(笑)。 しかし試合の方は本当に苦しかった。 アメリカは、DFラインが非常に高くて4-4のコンパクトな […]

女子ワールドカップ決勝、日本対アメリカの展望

さて、日本中を興奮の渦に巻き込んでいる女子ワールドカップの決勝が、いよいよ今日の深夜に行われます。と言うわけで、恒例の試合展望をちらりと。 アメリカのサッカーと言えば、4-4-2のゾーンでフィジカルにまかせてプレスをかけまくり、ボールを奪ったらとにかく速く大きく前線へと運ぶスタイルが思い起こされますが、女子でもこれは全く同じ構図です。つーか、クラブW杯に出てくるアメリカのクラブもそうですし、アメリ […]

ツール・ド・フランス2011 第12ステージ

今大会最初に訪れた山場、ツールマレーとリュザルディダンの超級峠が連発しての頂上ゴールという難関ステージでしたが、ここで大きく総合に動きが出ましたね~。 連日の落車の影響からか、ツールマレーへの上りで早くもヘーシンクやトニ・マルティン、ヴァンデヴェルデといった各チームのエース級が遅れてしまう厳しい展開に。 そんな中でも、エヴァンスやシュレック兄弟、コンタドールといった優勝候補に、ひっそりとバッソ、そ […]

「あと1つで世界の頂点へ!」ドイツ女子W杯 準決勝 日本-スウェーデン(3-1)

急遽、関西テレビでも人気レギュラーの枠を減らしての生放送が決まるという、日本中が注目する女子史上初の世界大会決勝進出がかかった大一番、日本のスタメンは準々決勝と変わらず・・・と思いきや、FWの一角が永里でも丸山でもない、川澄が入るという佐々木監督の大胆采配。 スウェーデンは形の上では4-4-2だが、後ろの4人ががっちりとゾーンを形成した上で、澤に対して完全にマークを張り付かせた実質4-5-1で日本 […]

ツール・ド・フランス2011 第9ステージ

昨日は飲みの用事があって沈没したので、第9ステージだけの感想を。 その前のステージでヴィノクロフが活躍したのを見て、今後が楽しみだと書いたらいきなり落車で骨盤骨折とはねえ・・・しかも、昨年5位のファンデンブロックまでもが残念なことに同じく落車でリタイア。 悲劇はこれにとどまらず、一般ニュースでも広く伝わっていたので知っている方も多いでしょうが、国営放送フランステレビジョンの車が主催者の指示に従わず […]

「17歳とは思えない成熟」メキシコU-17ワールドカップ決勝 メキシコ-ウルグアイ(2-0)

昨日はツールが休日だったので、たまたま放送していたU-17の決勝を観戦。 後半ロスタイムのオーバーヘッドシュートでドイツ戦を劇的な勝利で飾った開催国メキシコと、日本が敗れたブラジルを3-0で一蹴したウルグアイとの対戦。U-17なのに10万人を収容するアステカスタジアムはほぼ満員というすごい状況。 そんなプレッシャーのかかる試合にも関わらず、両国の選手は非常に落ち着いており、確かにボールを止めて蹴る […]

「見事な変身で勝利を呼び込む」ドイツ女子W杯 準々決勝 ドイツ-日本(0-1)

日本選手の運動量と集中力、ドイツの攻撃の雑さ、それまでの試合とは違ってボディコンタクトでファールを取ってくれた審判というファクターは確かにあったのだが、一番の勝因はグループリーグでの戦い方をガラリと変えた監督の指導力、そして選手の戦術的な対応力にあったのではないだろうか。 イングランド戦までの日本は、1トップの永里にまずボールを当てて、素早いポストワークから中盤の攻め上がりにつなぎ、そこにサイドが […]

ツール・ド・フランス2011第7・8ステージ

サッカーでは、女子W杯で何と日本が開催国の優勝候補筆頭ドイツを破る大金星を挙げましたが、それは今晩のお楽しみということで先にツールのレポートを。 第7ステージは、久々に何も無いド平坦コースで平穏な流れになるかと思われましたが、残り40kmの地点で落車が起こってしまい、優勝争いを期待されていたスカイチームのエースであるウィギンスが、鎖骨を骨折してしまって無念のリタイア。レース前には元同僚だったミラー […]