2011年5月

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ドルトムントの慈善試合を見ながら南米選手権を想う

昨日は、デュイスブルクで行われたドルトムント対欧州日本人選手選抜のチャリティーマッチを見ておりました。 当然ながら全然本気じゃない内容だから途中で寝るかもなと思っていたのですが、ドルトムントはサブ組が中心だからか、日本選抜に対してあまりハードには当たらないものの自己アピールでそれぞれ結構頑張っていて、たるんだ感じは無かったですね。 そして引退選手が出てくるのも楽しくて、ルンメニゲ頑張るなあとか、ル […]

「代表にとっては不安な内容」J1第11節 サンフレッチェ広島-横浜Fマリノス(3-2)

J再開後は共に負けなしという好調同士の上位対決、得点も良く入ってエンターテイメントとしては良かったが、南米選手権辞退で揺れる代表にとってはちと不安が残る内容だったと言える。 もともとのイメージとは裏腹に、両チーム共にしっかりと守ってから速い攻撃を仕掛けるスタイルで今季は結果を出しており、横浜はSHの中村がほとんどボランチの位置に下がってパスを繰り出し、前線や谷口の飛び出し、SBの攻撃参加へとつなげ […]

「談合で大団円」イタリア・セリエA第37節 ナポリ-インテル(1-1)

前半は、スタメン未満状態のミリトやカルジャがそれなりに必死さを見せて締まった試合だったのに、前半終了間際にナポリが追いついた後、ハーフタイムで何かしらの取引があったのか、後半は互いにダラダラとパスを回しているだけの談合試合になってしまい、そのまま試合終了。 両者が引き分けに終わったのでインテルの2位が確定し、ナポリは来期チャンピオンズリーグへのストレートインが決まり、試合後のスタディオ・サンパウロ […]

「宮市の今季は壁にぶつかって終了」オランダ・エールディビジ第34節 フェイエノールト-NEC(1-1)

いや~、それにしてもコンタドールは強いね・・・ってそれは自転車のジロ・デ・イタリアの話で、昨日はシチリアの活火山、エトナ山へとゴールする注目のステージだったのでほぼそっちをテレビ観戦。 で、もう1.5倍速でも1試合見るのはきついなと思ったら、フェイエの試合で宮市が前半だけで交代してしまったというのを聞いて、宮市が出ている時間だけ見ることに(笑)。 まあ前半で交代したわけだから宮市の出来は推して知る […]

「日本人選手全員残留おめでとう!」ドイツ・ブンデスリーガ第34節 ホッフェンハイム-ヴォルフスブルク(1-3)

残留圏にいるとは言え、引き分け以下に終わると自動降格の可能性があるヴォルフスブルクの、ホッフェンハイムとのアウェイ最終戦。この試合でもマガトの強権采配(笑)が発揮され、ジエゴがスタメンから外れて何と長谷部が右SBというフォーメーション。 しかし、モチベーションだけは高いヴォルフスブルクが試合開始からボールを支配してホッフェンハイム陣内でプレイを続けるが、やはり慣れてない布陣ではボールの動きがスムー […]

「薄氷に見えて磐石?」ACLグループE ガンバ大阪-天津泰達(2-0)

グループ2位とは言え、この試合で引き分け以下になってしまうと、済州に逆転されてしまう可能性があったガンバが、大雨の万博競技場で天津を迎えた最終戦。 試合は、序盤こそガンバが持ち前のパスワークから、天津のDFラインの裏をアドリアーノや佐々木がスピードで斬り込む鋭い攻撃を見せたが、そのチャンスを得点につなげられないうちに、天津はじっくりとガンバの攻撃を待ち構え、ガンバの選手がボールコントロールをした瞬 […]

「良くも悪くも鹿島らしい試合」ACLグループH 鹿島アントラーズ-シドニーFC(2-1)

既に決勝トーナメント進出を決めており、水原が引き分け以下になるか、得失点差で3差をひっくり返さないと1位になれない鹿島だったが、興梠を出場停止で欠くなど苦しいやりくり。 と言うわけで、前半は大迫の1トップの下に、小谷野と遠藤、野沢が入るような布陣で臨んだのだが、大迫にしっかりボールが収まらずに2列目がなかなか良い形で前を向けず、逆に前線にキープ力があるシドニーにボールを回され、サイドの攻防で遅れを […]

「初出場で決勝トーナメント進出!」ACLグループG セレッソ大阪-山東魯能(4-0)

ACL初出場、しかもグループリーグの1、2戦を非常に苦戦して決勝トーナメント進出が危ぶまれたセレッソだったが最終戦を大勝で飾り、クラブの歴史に大きな一歩を示すことになった。 クルピ監督は山東を研究した上で2トップにしたそうだが、山東の守りはCBのところは高くて強いけどサイドは非常にルーズで、小松をサイドに寄らせてピンパォンを自由に動かす事で、山東の守備を混乱させることに成功していた。 サイドや裏に […]

「チームはバラバラのまま崖っぷち」ドイツ・ブンデスリーガ第33節 ヴォルフスブルク-カイザースラウテルン(1-2)

マスコミの報道などでは、ヴォルフスブルクが攻めまくったが得点は1点に留まり、カイザースラウテルンは2つのセットプレイで逆転したと書いてあり、ヴォルフスブルクがシュート21本、CK10本に対してカイザースラウテルンはそれぞれ3本と3本とデータもそれを裏付けてはいるのだが、試合を見た感想としてはヴォルフスブルクが負けるべくして負けたという印象が強い。 ヴォルフスブルクは、本来は右の位置にいる長谷部が3 […]

「岡崎らしからぬ初ゴール」ドイツ・ブンデスリーガ第33節 シュツットガルト-ハノーファー(2-1)

ご存知のように、岡崎の初ゴールがブンデスリーガ残留を決める決勝点となったハノーファーとの試合だが、その徴候は試合の最初から既に現れていた。 CL出場争いをバイエルンと争うぐらいに今季は快進撃を続けているハノーファー相手に、シュツットガルトはどちらが上位か分からないような鋭い出足で、相手とのプレッシング合戦で一歩も引かない立ち上がり。 イタリアのプロビンチアクラブにおけるホームとアウェイの違いが一番 […]