「カカウは爆発したんだけど・・・」ドイツ・ブンデスリーガ第31節 シュツットガルト-ハンブルガーSV(3-0)

昨日は動物園やら選挙やらで一日中外出していて、今日は疲れがガッツリ残っているので簡単に。
現在は降格圏には入ってないが、残り試合が全て上位陣との対決で苦しい立場のシュツットガルトだったが、まずは超えるべきハードルは1つクリアしたというところか。
その立役者となったのは2ゴールを挙げたカカウで、得点を挙げたことはもちろんだが、決してポストプレイヤーというわけではないにせよ、今までは身長があってもさっぱり基点になれなかったポグレブニャクに比べるとはるかに1トップとして機能しており、そこでボールが収まるとシュツットガルトが唯一誇れる(?)2列目の攻撃力が生きてくる。
HSVは、残留争いで必死のシュツットガルトに対し、ちょっと不用意に攻め込み過ぎてあっさりとDFの間をカカウに割られて失点を喫してしまったことで結局試合のリズムが作れなかったね。
ただ、この試合の岡崎はその流れに乗りきれていたとは言えなかった。本人は疲れがあったと語っていたが、確かにいつもと比べると動きにキレがなく、後半は運動量自体も落ちてきていたので交代は致し方ないところか。カカウに調子が出てくると岡崎がゴールに近い位置でプレイ出来るようになるはずだから、今が踏ん張りどころだろう。
これでシュツットガルトは、自動降格圏とは勝ち点7に開いてそこまで落ちる心配はほとんど無くなったが、プレイオフ圏のヴォルフスブルクが勝利したので勝ち点差は4のまま。最後がハノーファー、バイエルンという3位と4位に位置する対戦相手を考えるとまだ楽観は出来ないので、次のホッフェンハイム戦で是非勝ち点を挙げておきたいところだ。