「結果だけは申し分ないけれど」オランダ・エールディビジ第31節 フェイエノールト-ヴィレムII(6-1)

宮市が、2ゴール2アシストの大活躍をしたという事で話題になった試合だが、何せ相手は今シーズンのリーグ最下位を独走中で、最近2試合で11失点を食らっているチームなので、喜びも中ぐらいといったところか。
そのヴィレムIIだが、序盤こそ自陣に人を割いて粘り強いマークでフェイエの攻撃を封じ、20分にはFKで先制ゴールを挙げたところまでは良かったが、それもあまり長くは続かなかった。
前半途中から早くも中盤のプレスが弱まって、フェイエの選手がDFラインの裏へと飛び出せるようになり、27分に宮市のCKから同点に追いつくと、2分後には真ん中突破から折り返したボールを宮市がふかさずにうまく合わせて2点目。
後半10分にはまたも宮市のCKから3点目、これで相手も完全に切れてしまい、PKやワイナルドゥムのゴールで得点を重ねると、最後は宮市がGKが防いだシュートのこぼれ球を冷静に押し込んでチーム6点目をゲット。ここでもう試合を見る気は無くした(笑)。
宮市のプレイ自体は、いつものようにオフザボール控えめで、一応はカバーに走るけどあまりボディコンタクトしないアリバイ守備だったけど、シュートは一度ふかしたミドルはあったけど2点とも落ち着いて決められた。せっかくシュートセンスがあるのだから、サイドに張るんじゃなくてクリロナみたいにもっと中で勝負する場面を作って欲しいよな~。