「岡崎、お疲れ様」ドイツ・ブンデスリーガ第28節 ブレーメン-シュツットガルト(1-1)

Goal.comの選評ではファンによる選出で岡崎がベストプレーヤーになっているけど、得点もアシストもしてない岡崎が評価されてしまうぐらいに、ブレーメンに押して押して押しまくられた試合だった。
シュツットガルトは、序盤の激しく攻守が入れ替わる展開の中で、13分に岡崎からオーバーラップしたモリナーロへと展開した後のクロスにポグレブニャクが頭で合わせ、GKが弾いたボールをハイナルが押しこんで幸先良く先制したものの、そこからはほぼブレーメンの一方的な展開に。
ブレーメンはマリンのドリブルを中心にシュツットガルトを攻め立て、決定的なシュートをGKウルライヒの好守で何とか防いでいたが、34分にCKからのこぼれ球からのミドルを決められて同点。
後半になってもシュツットガルトの耐える時間帯が続き、63分に岡崎の飛び出しにスルーパスがわずかに合わなかった場面もあったが、見せ場はせいぜいそれぐらいなもので、岡崎もそれ以外はほとんど中盤に下がって守備をするばかりで、シュツットガルトはなりふり構わぬ守りで何とか勝ち点1をゲットした。
とりあえず負けなかったからいいようなものの、相変わらずポグレブニャクのキープ力は頼りなくてハイナルや岡崎の2列目が低い位置でプレイせざるを得ないので、チャンスの数がそれほど作れないのはきつい。でも、順位表を見ると47点も取れているのが不思議だ。
岡崎は遠征後の中3日でもフル出場。さすがに後半は珍しく歩いている場面が多かったけど、好守における潤滑油という監督が欲する役割は十分果たせていたように思う。本田のようにボールがキープできて、岡崎の動き出しにきっちりパスを合わせてくれる遠藤のような選手がいれば得点は取れるんだろうけど(笑)、まあそれは無いものねだりだから残留に向けてひたすら走るしか無いよね。