2011年3月

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「リベリを完封した内田」ドイツカップ2011準決勝 バイエルン・ミュンヘン-シャルケ04(0-1)

普段ほとんど見ないスカパーのGAORAで、何故かドイツカップの放送をやっていたので先週シャルケがバイエルンを破った試合を見てみた。 バイエルンのホームスタジアム、アリアンツ・アレーナで迎えた一戦で、シャルケはボランチにアナン・マティプ・クルーゲを並べたトリプルボランチを敷き、前線はラウルの1トップにフラド、ファルファンという形にして来た。 その狙うところは明確で、リベリとロッベンという世界最強クラ […]

「逆に岡崎は持ってないね(笑)」ドイツ・ブンデスリーガ第25節 シュツットガルト-シャルケ04(1-0)

長友のセリエA初ゴールに今日の話題は全部持ってかれてしまうだろうけど(笑)、一応本筋の試合選評を。 岡崎と内田がともにスタメンで、ポジション的にもマッチアップする位置ということで注目された試合は、岡崎のシュツットガルトに軍配が上がった。 前半は完全にホームのシュツットガルトペースで、ドイツカップでのバイエルンとの激闘を制したシャルケは明らかに全員の動きが悪く、右サイドには内田とコンビが良くなってき […]

長友がジェノア戦でセリエA初ゴール!

いや、昨晩たまたまリアルタイムで見てましたが、その瞬間思わずガッツポーズが出ちゃいましたよ(笑)。 80分にラノッキアと交代出場した時、ああ単なるサービス的な起用かなとほとんど期待せずに見ていたのですが、まさかゴールを決めてしまうとはね。 右サイドのパス交換から長友がスルッと前に飛び出し、ボールを後ろに預けてゴール前へと入り込むと、ハルジャから長友にパスが通り、マークについていたロッシに阻まれはし […]

「柏は強いし清水は弱い」J1第1節 柏レイソル-清水エスパルス(3-0)

近年のJ2からの昇格組の成績を見れば、J2を首位突破するようなチームはだいたいJ1中位ぐらいの実力を持っているもので、チーム体制がさらに強化されている柏の実力は折り紙付きではあったのだが、それにしてもここまで大差がつくとは思わなかった。 柏は噂の新戦力、ワグネルのFKが早くも炸裂したし、大津は久々に切れや体の強さを見せて好調さが戻ってきたし、レアンドロは早速カウンターからゴールを決めるしで出来すぎ […]

「今年のガンバはひと味違う」ACLグループE ガンバ大阪-メルボルン・ビクトリー(5-1)

今日からJリーグ開幕なので、今のうちに急いでガンバのACL初戦を見ておく。 5-1と圧倒的な結果にj終わり、メルボルンが酷いという意見がもっぱらの試合だったが、実はガンバが強かっただけなんじゃないかと思った。 Jリーグのチームと対戦する場合、きっちりとコンパクトなゾーンを引いてボールに激しくプレッシャーをかけると、日本ではほとんど経験できない強い当たりにボールロストを頻発し、それにビビってバックパ […]

「劇薬リティが効きました」ドイツ・ブンデスリーガ第24節 ヴォルフスブルク-ボルシア・メンヘングラッドバッハ(2-1)

リトバルスキー監督の性癖として、選手には徹底的に精神的な規律を求め、気に入らない選手は容赦なく外して結果がどうであろうと自分の信じた選手でとことん突っ走る、という部分があるが、この試合のスタメンでは何とグラフィチもヘルメスもトゥンジャイもおらず、GKはベナーリオからヒッツに変わったままで、ムボカニの1トップに2列目がシセロ、ジエゴ、リーターと並ぶスタメンになった。 その意図するところは明らかにハー […]

「ピンパォン2ゴールデビュー」ACLグループG セレッソ大阪-アレマ・インドネシア(2-1)

セレッソは勝つには勝ったとは言え、非常に危ない試合の流れだった。 昨シーズンからさらに主力が抜けたセレッソは、新戦力のピンパォン1トップに、2列目が乾、キム・ボギョン、倉田、ボランチはマルチネスと中後というスタメンで臨んだ。 セレッソの試合への入り方は悪くなかった。当然のように相手はガチガチに引いて来たが、マルチネスからの積極的な縦パスやサイドチェンジで前への推進力を保ち、これは名古屋とは違うなと […]

「あまりに準備不足の名古屋」ACLグループF 杭州緑城-名古屋グランパス(2-0)

ぶっちゃけて言えば、名古屋はこの試合を戦うにあたって、イメージや戦術の意思統一が全く出来ないまま90分が過ぎてしまったなという印象だった。 杭州は、個人のスピードやパワーで非常に早い寄せを見せるがプレスとしては連動しておらず、技術レベルはさほど大したことはなくてパスやシュートのミスが多く、前線のラミレス・マシエロ・バスケスの外国人にスペースを与えず良い形でボールを渡さなければ、それほど恐れる相手で […]

「長友、着実に前進中」イタリア・セリエA第27節 サンプドリア-インテル(0-2)

マイコンが累積警告で出場停止と言う事で、長友が初めて右SBでスタメン、左SBにはキブが入るフォーメーションとなった。 試合は、3-5-1-1という布陣で真ん中をがっちり固めるサンプドリアに対し、インテルは序盤から長友やキブがサイドからクロスで単発的なチャンスを作るが、サンプは最初の波を乗り切ると、その後は粘り強い守備でパッツィーニを完全に抑えこみ、エトォは比較的自由にプレイをさせてはいたが、中で防 […]

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