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アジアカップのテーマは、「守備の世代交代」

世間は当然クリスマス・イヴの真っ最中ですが、新年早々のアジアカップに出場する日本代表が選出されましたね。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/japan/2011/a_member/index.html
当然ながらこの中では唯一の初選手である李選手に注目が集まってますが、今まで選ばれていたメンバーの中では、玉田、中澤、栗原、釣男、金崎、米本、駒野、大久保といったところが怪我やコンディションの問題を抱えていて選出が見送られたので、特にDF陣については大幅に主力選手が入れ替わる人選となりました。
従って、アジアカップでのポイントは、これらの守備陣でいかにして戦えるか、というところになるのは間違いないと思われます。
オシムのような偏屈ならともかく(笑)、現代サッカーにおいてはまず守備の組織作りこそが第一であり、それさえ出来てしまえば攻撃はタレントさえいれば何とかなるのが基本の考え方で、その点で本田や香川を擁する日本は対アジアという面ではタレントにそれほど不足がないのは確かでしょう。
しかし1対1の強さという面では、ベテランの闘莉王や中澤であっても弱点を持っているのが日本の現状であり、誰を守備に持って来るとしても、まずはコンパクトな形を崩さずに誰かが素早くフォローに入れる陣形を維持することが肝要になって来ます。
まあその辺は、アルゼンチン戦でいきなり今野と栗原のCBコンビで機能させたザックにとっては釈迦に説法ではあるでしょうが、さらにその部分での自信をより多くの若手選手に広げて行くことが、3年先を睨んだポイントになるところだと思います。
相変わらず、ノルマがどうとか言ってる記者もいるようですが、就任から半年も経ってないのに2年契約の違約金を払ってクビにしないといけないようなら、それこそ選手会が黙ってない話だと思うんですけどねえ・・・今時、某ライター様でもそんな事書きませんよ。つくづく、ザックって大人ですよねえ(笑)。

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