「釜玉、長野がJFLに王手」地域サッカーリーグ決勝大会2010

注目のJ1残留争いは、FC東京が京都に敗れて、神戸が浦和に4-0で大勝という意外な結果で、神戸が残留、FC東京が降格という劇的な結末になりました。
で、その試合の前にまずはこちらも土壇場の2日目を迎えた地域決勝のびりけんさんレポートを。

カマタマーレ讃岐3-2YSCC
守りの堅いチームが先制された時のもろさを見せつつも、全得点をセットプレーで決める効率の良さで90分勝ちを収めました。
昨日もそうですが、YSCCには何か勝ちきれない弱さがある気がします。それでも敗退が決まったわけではなく、二日とも内容は悪くありませんでした。
AC長野パルセイロ4-0三洋電機洲本
そりゃ開始5分で2点取れれば有利に試合が運べますわ。中盤、終了間際にも加点して前半で長野が決めてしまいました。
何か特別なことを仕掛けたわけではなく、開き直った結果全てが好転しただけなのですが、間違いなく今年の長野のベストゲームで、もしかしたら発足以来でも屈指の出来であったかもしれません。
洲本は事故に遭ったみたいなものですかね。まだ波乱を起こす力は残っています。
長野は明日の第一試合で90分負けしない限り二位以内が確定しますが、YSCCもこれで終わるチームではないし、讃岐にも入れ替え戦の可能性が残っています。市原の魔物はどこにその鎌を振り落とすでしょうか?

2日目は、全社決勝の結果どおり、順当に讃岐と長野が勝ち点3を積み重ねましたね。これで通算成績は、讃岐が勝ち点5で首位に立ち、長野が4、三洋が3、YSCCが0という状況になりました。
YSCCは勝ち点が0ではありますが、明日の長野との試合で勝つ事が出来れば、三洋との得失点差が1なので、三洋が讃岐に負ければまだ3位の目があるので、長野との試合に本気で来ることは間違いありません。
讃岐にしても、長野がYSCCに負けてしまう事は確率的に低いだけに、まだ気を抜ける状況にはありませんからね。とにかく明日の第1試合の結果が注目されるのは確かでしょう。