「運だけで勝ちました」イタリア・セリエA第11節 チェゼーナ-ラツィオ(1-0)
アウェイでローマに引き分けてミランに勝った立ち上がりから、ロスタイムに3回失点しての連敗が続いてこれは降格確実かなと思ったら、今度は首位ラツィオに勝ってしまうとはいったいどんなチームなんだよと(笑)。 まあ、それには理由があって、ラツィオがローマダービーを週末に消化したために、マウリ、エルナネスといった今売り出し中の選手を両方休ませて、明らかにアウェイで守備的なサッカーに徹したというのが大きかった […]
アウェイでローマに引き分けてミランに勝った立ち上がりから、ロスタイムに3回失点しての連敗が続いてこれは降格確実かなと思ったら、今度は首位ラツィオに勝ってしまうとはいったいどんなチームなんだよと(笑)。 まあ、それには理由があって、ラツィオがローマダービーを週末に消化したために、マウリ、エルナネスといった今売り出し中の選手を両方休ませて、明らかにアウェイで守備的なサッカーに徹したというのが大きかった […]
1位と3位の直接対決とは言え、両者の勝ち点差は9もあり、この試合でCSKAが引き分け以下だとゼニトの優勝が決まる試合だったが、意外なことにアウェイのCSKAが勝ってしまった。 とは言え、ゼニトが弱かったわけではもちろん無く、試合は開始からゼニトがCSKAに対して中盤の数的優位を生かして攻め込む展開になる。が、14分に本田の縦パスを受けたヴァグネル・ラヴが一瞬のドリブルでマークを交わしてミドルシュー […]
チームが突然化ける、というのはサッカーでは良くある話だけれど、この試合のシャルケはまさにそのパターンではなかっただろうか。 何よりビックリしたのは、ボールを持ったらわき目も振らずに猪突猛進だったファルファンが、内田が上がったら必ずパスを出すようになっていて、内田にマークがついていてカットされるのが見え見えだった時でさえパスを出していたのだから、何か打ち所が悪かったのか、それとも中村が憑依したんじゃ […]
尖閣事件の後だけに、日本が超アウェイの中国で対戦するということで注目が集まった試合は、特に大きなアウェイの洗礼も審判の変更判定も無く日本が3-0と快勝したが、内容的にはそれほど楽でなかったのは確かだ。 試合開始直後は、人だけがワラワラいても誰も当たりに行かずに紙のように突破される日本のユース風景とは違って、まるでザッケローニをコピーしたかのような2ラインのコンパクトな守備で、アタックに行く選手とカ […]
ここまで6位と好調なハノーファー相手のアウェイ戦だったが、現在アウェイで5連勝中のドルトムントが、ここでも勝負強さを発揮して0-4の快勝を飾った。 その先陣を切ったのが香川のゴールで、前半10分にややオフサイド気味ではあったが右サイドで縦パスを受けると、中へと細かくドリブルしつつGKのブラインドから逆方向へと放つメッシばりのシュートを決めてしまう。 その直後にも香川が2度のチャンスをもらったが得点 […]
ここまで勝ち点差11と、この試合でもし鹿島が負けると限りなく名古屋の優勝が決まっていた大一番だったが、鹿島が昨年王者としての意地を見せて土俵際で粘りを見せた形になった。 前半は、当然ながら勝たなければいけないホームの鹿島が押し気味に試合を進めるが、名古屋もケネディを基点に小川らが絡んで度々危険なカウンターを繰り出し、一度はPKになった(後にFKと訂正)判定のプレイもあったりしたが、互いに得点は取れ […]
モスクワでのアウェイとあって、守備的な3バックで臨んだパレルモが、前半の10分にまんまとミッコリのクロスからマッカローネの頭と言う、イタリアらしい2人で決めた得点を挙げ、後は相手を堅い守りでじらせてカウンターでしとめるプランがまんまとはまったかのように見えた。 ところが前半の31分に、ノチェリーノが微妙な判定で気の毒な2枚目のイエローをもらって退場したことで、一気に歯車が狂ってしまった。 退場から […]
サンチャゴ・ベルナベウでのアウェイ戦で、文字通り完膚なきまでに叩きのめされたミランが、どう雪辱してくるのかと思ったら、先発はロナウジーニョ、イブラヒモビッチ、パトの守らない3トップで、最初はやけくそではないかと思ってしまった(笑)。 ところが、ミランの守備は対人に強いチアゴ・シウバが入った事でがらりと変わり、DFラインを思い切って高く上げた守備で3トップとの距離がコンパクトに保たれ、とにかく早いタ […]
現代サッカーでは何よりもまず組織ありきで、サッカーもアメフトのような理詰めのスポーツになったかのような状況になってしまっているが、それよりも大事なものが確かに存在するのだな、と実感させてくれるような試合だった。 確かに、最初はジュビロの組織が試合を優位には運んでいた。 ジュビロはコンパクトな2ラインのゾーンを引いて、ワンタッチでパスを回して来る広島のボールを網で掬い取るかのような守備と速いサイド攻 […]
まるでビデオを見てるかのような、前節に引き続いた今期3度目のロスタイムでの失点、しかも長友がサイドに張ってクロスを上げた選手のマークを完全に外していたとあっては、説教を長々としたくなるところではあるが、この試合ばかりはあまり長友を責める気にはなれないかな・・・ それと言うのも、DFと中盤でかっちりとスペースを埋めて守るサンプドリアの前に、チェゼーナの攻撃陣は完全に沈黙、ジャッケリーニは独りよがりな […]