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「讃岐・長野の2クラブが決勝リーグ進出!」地域リーグ決勝大会第3日目@高知春野

泣いても笑っても、運命の地域決勝3日目。早速、びりけんさんからのレポートを掲載します。

長野に戻る車中でメールを打っています。
相模原が九分九厘つかんでいたキップを逃してしまったことや、盛岡があと一歩及ばなかったことなどを確認したところです。
ワイルドカード。
今年初めて採用されたシステムで、二位ながら市原に行けることになりました。ただ、そのおかげであまり見たくないものも見ちゃいましたが。
平たく言うと、午前の試合結果で両チームともに、90分の負けさえなければ市原行きが決まるシチュエーションが出来上がってしまったことです。
はい、談合ですね(苦笑)。
もちろん最初はそんな雰囲気は微塵もなく、連戦で動きは重いながらも必死に戦ってました。長野が先制すれば讃岐が追いつく、死闘の予感がただよっていました。
しかし先に長野の足が止まり、後半に入って讃岐も動かなくなり、セットプレー以外で得点の匂いがしなくなり…
残り10分くらいだったか、長野はコーナー付近で得たフリーキックを上げず、キープしだしました。それが1分、2分と続き、一度下げて今度は逆サイドでくるりと背中を向け、讃岐もそれを本気で奪いにいっているようには見えず…スタンドには失笑と「最後までちゃんとやりなさい」と叫ぶ審判の悲鳴がこだましていました。
結果的に讃岐がグループCの1位、長野が二位グループ最上位での通過となりましたが、責められるべきは両チームではなく主催者側です。このレギュレーションを採用するなら三日目は全試合同時刻に始めなければならなかったはず。
そして両チームは必ず今年上がってしまうことです。来年もこんな大甘なことが許されるはずがないのだから。

地域決勝名物の、3日目の大どんでん返しはグループCには訪れず、相模原のところにやって来てしまいましたね。それも、前半までに2点をリードしてほとんど決勝行きを手中にしていながら、22分間で3点を取られて逆転負けしてしまうのですからね・・・
談合云々とおっしゃってますが、そもそも地域決勝自体のレギュレーションが、ちゃんとJを目指すクラブにとってはスポーツでも何でもない、単なるくじ引きや罰ゲームみたいなもんですから、どんな形でも抜けたもん勝ちだと思いますけどね(笑)。
ただ、まだ長野も讃岐も何も手にしていないわけで、ここからが本当の勝負です。まずは2位以内を目指して頑張ってください!

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