「讃岐・長野の一騎打ち」地域リーグ決勝大会第2日目@高知春野

さて、名古屋となでしこ優勝の興奮も冷めやらない週明けですが、上を目指して過酷な連戦が続いている地域リーグ決勝大会は、2日目が終了しました。
という事で、びりけんさんの現地リポートをいつもどおりお伝えします。

長野パルセイロ0-0(PK8-7)福島ユナイテッド
どこの会場もそうだったようですが、蹴球ではなく水球でしたね。Jリーガーならなんとかコントロールするんだろうけどここは地域リーグ、技術もアイデアもない凡戦になってしまいました。
特に荒天を大の苦手とするパルセイロはミスを繰り返し、いつ福島にトドメを刺されてもおかしくなかった。それができなかったのは福島に経験が足りなかったのか。もっと早くに交替のカードを切らなかったのがもったいなく思いました。
20人が蹴ったPK戦は白熱しましたね。長野は唯一活躍していたGKをあえて下げ、PKに強いもう一人のGKをロスタイムに投入。高校サッカーではよくある風景ですが結果的にこれが当たりました。悪運はまだ残っているようです。
福島はこれで脱落、初挑戦は苦いものになってしまいましたが明日の試合で地域決勝初勝利を取ってほしいです。
カマタマーレ讃岐3-2さいたまSC
讃岐が10分くらいで2点取った時はどうなるかと思いましたが、さいたまが予想外に(失礼)奮闘、シーソーゲームとなりおもしろい試合でした。それでも讃岐がひっくり返される感じはまるで受けませんでしたね。伊達に唯一勝ち点6は取ってません。
草刈り場と目されていたさいたまですが、関東リーグのレベルをみせつけてくれました。
長野と讃岐の二位以内が確定し、勝てば市原、負ければ他会場の結果待ち。讃岐は強敵ですが、今までだったら絶対に落としていた試合を拾ったこと、讃岐がもう一点取れなかったことで互角の勝負を挑めることになりました。明日も雨の予報ですが、なんとか自力で市原に行ってほしいです。

いや~、長野サポの方にとってはさぞかし胃が痛い試合だったことでしょう(笑)。
ともかく、これで予想通りCグループは釜玉と長野の一騎打ちになりましたね。各グループ2位の成績を見ると、現在長野が勝ち点5を取っているのに対し、他のグループでは全て勝ち点4に留まっており、得失点差も長野が2上回っているので、その点でも有利な立場にいることは間違いありません。
ただ、これは讃岐にも言えることですが、超短期決戦の地域決勝では、もうもらったと思ったチームは必ずと言っていいほど足をすくわれてしまうので、とにかく最低でもPK戦には持ち込めるよう、まずは集中して先制点だけは与えない意思統一を図りたいところですね。
明日の吉報を、お待ちしております!