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鳥取J昇格の次は松本、そして香川と長野?

昨日は晩飯にワインを1本空けてしまい、私はもともと醸造系の酒には強くないのですっかり酔っ払って、当然ながら夜は大沈没してしまって全くサッカーを見ず仕舞い。
なので、久々に下位リーグの話題を拾ってみますと、10/24の日曜にJFLのガイナーレ鳥取が見事JFL優勝を飾ったニュースから。
2005年からJリーグ入りを公言し、2007年には準加盟を済ませて準備を整えておきながら、この2シーズンはJリーグ入りの条件である4位に一歩足りない5位に終わり、「五位ナーレ」と揶揄され続けていたのが嘘のように思えるぐらいの、2位に勝ち点17差をつけての圧倒的な優勝でしたね。
その快進撃の大きな要因とされているのが、元ジュビロ磐田・日本代表の服部が加入して中盤が安定した事だそうで、あの岡野も今ではほぼ鳥取の顔になっているようですし、やはりこのレベルになると彼らの経験が非常にプラスになるという事なのでしょう。
鳥取には債務超過の問題があったようですが、それも解消される目処が既に経っていると言う事で、Jリーグ入りは大丈夫でしょう。ただ、岐阜やヴェルディの場合を見ても、今の地方景気の状況ではスポンサーや入場料収入などの資金に恵まれず、成績が低迷したままでジリ貧の道になる可能性も少なくなく、Jリーグ入りはあくまでスタートに過ぎないとの危機意識を持ち続けてもらいたいところですよね。
そして下を見ると、前半戦はJFLの洗礼に晒されていた松本山雅が、前節に4位のHONDAを破ってとうとう勝ち点3差の5位にまで上がってきてるじゃありませんか!
松本に関しては既に準加盟は果たしており、スタジアムはアルウィンで文句なし、あとは運営会社の規模や財務面の問題は残ってますが、これも成績がクリアされると県からバックアップが確約されているそうで安心ですな。あとは成績の問題だけですが、JFLの残り5試合で松本のほうが鳥取、町田と1位・2位との試合を残しているので、果たしてそこを乗り切れるかどうか。
いずれにせよ、他力である事には変わりませんが、目の前の試合で勝ち点3を積み重ねていけば、必ず何かが起こることは間違いないでしょう。
さらに下のほうでは、11/21から始まる地域決勝大会のチームが出揃いましたね。その前哨戦とも言える全社決勝では、カマタマーレ讃岐が優勝、AC長野パルセイロが準優勝との事で、Jリーグ入りを公言しているこの2クラブが一気にJFL入りの有力候補に上がって来た感じです。
ただ、組み分けを見るとその讃岐と長野が同グループなんですよね・・・一応、全ての組で得失点差が最上位になった2位チームが、決勝ラウンドに進出できるレギュレーションになってますが、Bグループの実力差が偏っていそうなので、激戦のCで得失点差はあまり期待できないでしょうから、どっちかが落ちる運命になる可能性が高そうです。
JFLに長野が上がって信州ダービー再び、というのを見たい気持ちはありますが(笑)、それは再来年にJで実現という事にしておきましょう。

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