「代表とは違う役割の香川」ドイツ・ブンデスリーガ第8節 1FCケルン-ボルシア・ドルトムント(1-2)

昨日はとあるイベントに参加してヘロヘロ状態なので、試合の詳細については省略(笑)。
香川は、韓国戦から中2日にも関わらず、トップ下で後半35分までプレーし、チームもアウェイで1FCケルンに快勝し、マインツがHSVに敗れたためにとうとう首位に立つ事になった。
さすがに香川のプレイには切れが無く、前半20分に左サイドから切り替えしてアシストになったクロスは上げたものの、攻撃でも守備でも瞬間的なスピードをあまり出すことが出来ず、何となくフワフワとジョギングしているような動きに終始してしまっていた。
ただ、ドルトムントは香川がイーブンボールを競った後のこぼれ球に、必ず誰かが素早くフォローしてボールをつなぐ事が出来るので、代表のように香川ががっちりボールをキープする必要性が少なく、自分の俊敏性を生かしてとにかく相手より先にボールを触れればチームに貢献できるという好循環になっている。
逆に言えば、それに甘んじてしまうと次のステップに上がった時に苦労する可能性が高くなってしまうわけで、この試合でも交代で出場したレヴァンドフスキとゲッツェが絡んで決勝点になったように、香川ももっともっと得点にこだわりを持って存在感を高めるプレイを目指して欲しいものである。