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「浦和に勝てない原因は・・・」J1第22節 FC東京-浦和レッズ(0-1)

浦和に対してリーグ11戦未勝利と、極めて相性の悪い相手に対して、FC東京はホームでまたも苦杯を舐める結果に終わった。
立ち上がりは、いつものようにボールをポゼッションしようとする浦和に対して、4-1-4-1の形からカウンターで大黒や羽生の飛び出しに合わせる攻撃が機能して東京がペースをつかんだが、早くも20分に羽生が怪我で交代してしまい、ゲームプランが狂った東京はさらに37分に高橋までも怪我で失い、交代策をほぼ放棄させられてしまう不運な展開。
そして後半20分に原口のドリブルを森重が倒してしまいPK。途中で梶山のバーに当たる惜しいシュートはあったものの、終始攻め急いでボールが落ち着かず、前線であまりタメが作られないので後ろの押し上げが足らず、二次攻撃につなげられないという東京の欠点がそのまま出てしまった試合になってしまった。
浦和は、ボランチの柏木と細貝を中心とした中盤の運動量で東京を上回り、細貝も果敢に縦パスを入れる積極性を見せてはいたが、勝ったとは言えこちらも全体的にはパスワークに緩急が無く、ほとんどがツータッチパスだけのサッカーで、たまに原口のドリブルがアクセントを付けているような感じであり、守ってるほうはやりやすいのではないかと思ってしまった。フィンケ監督の就任期間を考えると、もっと前線の連携が深まっていてもおかしくないのだけれど、いったい何が原因なんだろうねえ・・・

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