「7試合連続ゴールならず」J1第21節 ガンバ大阪-ジュビロ磐田(2-0)

昨晩は保養所への旅行から帰って来たところで、フラフラになりながら見たのでところどころ記憶があやふやだけど、一応簡単にレポートを。
この試合でのジュビロの狙いははっきりしていて、ポゼッションで上回るであろうガンバに対して、サイドチェンジやアーリークロスで速く、人が少ないところを狙って攻撃するというものであり、特に前半終わりごろから後半にかけて、FWで先発の宇佐美が動けなくなり、平井の運動量が落ちた時には磐田の勢いが完全にガンバを上回っていた。
しかし、前半18分にCKのこぼれ球から放った二川のミドルシュートがDFの足に当たってコースが変わり、痛い先制点を与えてしまうと、後半30分にはまたもCKから高木に頭で決められ、攻撃で数的優位のチャンスを作ってもシュートまで持っていくまでにミスで時間がかかってしまうなど、磐田は攻守で詰めが甘くて本調子でないガンバに勝ち点3を献上してしまった。
ガンバは橋本の6試合連続ゴールの記録が途切れてしまったのは残念だが、あまりチームにフィット出来ていなかったイ・グノが、1トップになってからは鋭い飛び出しで守備陣を助ける働きが見えたことは、今後の起用法の上で大きなヒントになったのではないか。現状は宇佐美でもチョジェジンでも帯たすき状態なだけに、しばらくリーグが休みになる間にベストの布陣を見つけておく必要があるのは確かだろう。