2010年6月

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「オランダ戦のシミュレーション」南アフリカ・ワールドカップ グループB アルゼンチン-韓国(4-1)

う~ん、後半に訪れたビッグチャンスに、ヨム・ギフンが決めていれば全く分からなかったと思うけど、あそこで決められないのが現時点でのアジアと世界の壁なんだろうね。 しかし韓国は、前半は前線の選手がほとんど追わずに9人で自陣を固めて網を張り、後半は高い位置からプレスをかけてアジリティの高さでボールを先に触れるディフェンスという、2つの全く違うパターンで守備をしてくれた事で、日本がオランダに対して戦う場合 […]

「南アフリカの運命やいかに」南アフリカ・ワールドカップ 第7日目展望

もう開幕から1週間になったんですね。まだまだ毎日試合見るのに忙しくて大変だけど、これが決勝トーナメントに入るとだんだん寂しくなるんだよなあ・・・ て事で、今日の見所を軽く。 ●アルゼンチン-韓国 好調韓国が、まだ調子の出ないアルゼンチンに対してどういう戦いを見せるか。ここで韓国がドローに持ち込めば、グループリーグ突破に向けて大きく前進する。ポイントは当然、韓国守備陣がメッシをいかにして止めるか、韓 […]

「アンチフットボールとは呼ばせない」南アフリカ・ワールドカップ グループH スペイン-スイス(0-1)

なんか、W杯前に「日本負けろ」と書いた某スポーツライターが、日本がカメルーンに勝っても「退屈なアンチフットボールで勝ってしまって悲しい」みたいな事を書いていたらしく(直後にWEBでもアップ)、ネット上でも話題になっているようだが、個人的にはとりあえずカメルーン戦で逆張りしてくれてありがとうの一言ではあるが(笑)、この試合を見てどう書いてくるのか楽しみではある。 確かにスペインは、選手の動くスピード […]

「ギリギリのつばぜり合い」南アフリカ・ワールドカップ グループG コートジボワール-ポルトガル(0-0)

昨日は寝不足だったので、この試合は途中まで見て寝るつもりだったのだけれど、どちらもブラジルとの対戦を控え、この試合で負けたらいきなり大ピンチになるという、今大会の1巡目を象徴するかのような緊張感溢れる試合運びにつられ、結局最後まで見てしまった。 ポルトガルは、親善試合で露呈したCロナウド依存のサッカーは変わらず、そのCロナウドが序盤に1本、バーに当たる強烈なロングシュートを放ちはしたが、その後は自 […]

「ブラジル登場」南アフリカ・ワールドカップ 5日目展望

世間はカメルーン戦勝利で盛り上がってるところだけど、とりあえず書く時間と気力があるうちに今晩の展望を。 ●ニュージーランド-スロバキア 明らかにNZ劣勢の試合だが、この大会は高さがあるチームが有利になっているところがあり、カメルーンとの試合を見ても、スロバキアは前線のポストプレイがそれほど強くないので、NZがセットプレイなんかで先制すると面白くなりそう。 ●コートジボワール-ポルトガル 日本戦でも […]

「窮鼠ライオンを噛む」南アフリカ・ワールドカップ グループE 日本-カメルーン(1-0)

オシム、大阪ではサンスポとデイリーの一面が下柳結婚だったので、日本は安泰ですよ(呆)。 さて、オシムも言うとおり、日本が喜んでいいのは今朝までである。我々はまだ何も手にしてはいないし、カメルーンという最もグループの中では組みし易いと思っていた相手に、なりふり構わぬアンチフットボールで何とか勝ち点3をもぎ取り、最低限の結果を出したところに過ぎない。FIFAのサイトのスタッツを見ても日本のシュートは全 […]

まだ最初の関門をクリアーしたところ。

カメルーンがあまりにしょぼかったし、ここで勝ち点3をゲットしたからと言って決勝トーナメントに進める道が確保されたとは言えないけれど、まず第一関門を突破したことは喜ぶべきことだろう。 前半の終わりごろに変に攻めに出る場面があって少し心配したが、日本の選手は最後まで落ち着いていた。ドイツW杯で悔しい思いをした教訓が生きていたかと思うと、過去の暗黒歴史であっても無駄なものは何も無いんだなという事を改めて […]

カメルーン戦前半

とにかく日本にとってラッキーだったのは、Aソングが試合に出てこなかった点だろう。 これで、アンチサッカーを貫いてスペースと時間をつぶすことに専念した日本に対し、ソングなら出来ていた早いタイミングでのサイドチェンジが出来ず、個人能力頼みのサッカーの弱点を思いっきり露呈してしまっていた。 そして、カメルーンの弱点として指摘していた、DFのボールウォッチャー癖が見事に発揮され、本田も日本人らしくない決定 […]

「三角形がキーポイント」カメルーン戦展望

さてさて、夢の時間ははかなく過ぎ去ってしまい、我々にとって試練の時間がやって来た(笑)。4年前と同様の失望をまた味わってしまうのかと思うと、楽しみよりも恐怖のほうが大きい気分ではあるが、そういう期待が良い方に裏切られてしまう事を願って、カメルーン戦の展望を書いてみることにする。 まず勝ち点3を得るための絶対条件としては、とにかく相手に走り勝つコンディションを整える事である。高地、しかもジャブラニの […]

「GKも足慣らし?」南アフリカ・ワールドカップ グループC イングランド-アメリカ(1-1)

イングランドがわずか試合開始4分に先制してしまった事で、前半のその後は少し流しモードに入ってしまったね・・・40分のグリーンのやらかしまでは(笑)。 とは言え、アメリカもさすがこのグループで2強の一角と目されるだけあって非常に良いサッカーをしていて、伝統の4-4-2のコンパクトなゾーンディフェンスに加えて、イングランドのキーマンであるルーニーには早めにゾーンを崩してマークで対処し、ボールを奪ったら […]

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