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日本の夢が終わった。

とりあえず、日本代表の皆さんにはお疲れ様でしたと言いたい。
でも、8年前はトルシエの逆噴射、4年前は責任の擦り付け合いと逃避で終わっていた日本だが、今回はある程度合格点と言える結果を出しただけに、きっちりと自己を見つめなおすべき良い機会だと思う。
ここで感動ありがとうだけで終わってしまっては、長野五輪のジャンプ陣や、トルシエ以外のユース代表が踏み続けてきた轍を繰り返してしまう事になってしまう。
今回のPK戦一つとってみても、PK戦は技術とメンタルの両方が必要な、高度な戦略が必要な戦いだけに、日本の経験不足がモロに出てしまった結果であると言える。
とりあえず今回の日本は、ようやく世界と対等に戦える舞台まで上がって来た。残念ながらそのタイミングは4年ほど遅れてしまったが、ポジティブな状態で次の4年を始められるのは僥倖である。あとは、協会がそのバトンを「あ、○○って言っちゃったね」みたいに変な落とし方をしない事である。

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