「とうとうベスト16が出揃った」南アフリカ・ワールドカップ決勝トーナメント展望 ・後半編

あれほど長かったグループリーグが終了し、もう今晩からは早くも決勝トーナメントが始まりますね。
昨日は睡魔と闘いながらブラジルとポルトガルの試合を見ていましたが、両チームともに良い意味で手の抜き方を心得ているなと
いう感じでしたね。特にあれを見て両チームが優勝まで行けるかどうかを推し量るのは不可能なので戦評はパスさせてもらいます
が、日本がああいう肝心なところだけ締める試合が出来るようになるのはいつの日なんでしょうかねえ・・・
と、それはさておき、前半戦の8チームの展望に引き続き、取り急ぎ後半8チーム分のプレビューについて書いてみます。
【決勝トーナメント対戦表】
グループEは今更言うまでも無くオランダと日本。そしてFからはパラグアイとスロバキア。日本とパラグアイの展望はまた後日に
回すとして、もう一方のオランダ対スロバキアは、ロッベンが復帰したオランダがまず順当に勝ち上がるでしょう。
そして昨日決着したグループGからは、問題なくブラジルとポルトガルが勝ち上がり、Hもスペインが前半のうちに2点取って結局は首位通過を決め、チリは10人になってのもあってか結局無理はしませんでしたね。という事でベスト16のカードはブラジル対チリとスペイン対ポルトガルという近隣対決になりました。
互いに互いを知り尽くし、プレイスタイルも似ている同士という事で、いろいろ楽しみな好カードになりましたね。ただ、チリは予選でブラジルに勝ってませんし、勝敗という面では分が悪いのは確かです。スペインは予選では散々な出来でしたが、チリ戦ではイニエスタが得点を挙げて再びアクセルがかかって来るでしょうし、ポルトガルの守備は安定しているので、ポルトガルのカウンターが炸裂すると面白い争いになるでしょう。
いやしかし、この中に日本がいるって事はなかなか実感が沸きませんよね。日本がもしパラグアイに勝てばスペインかポルトガルとの対戦になるわけで、そうなると思うとゾクゾクしますが、とりあえず獲らぬ狸の皮算用は封印しておきましょうね(笑)。