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クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ2010

今晩からは完全サッカーモードにチェンジしてしまうので、今のうちに自転車の話をつぶやいておきます(笑)。
今まではドーフィネ・リベレと呼ばれていた、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネと呼ばれるツール・ド・フランスの前哨戦。長距離タイムトライアルがあったり、ツール・ド・フランスでお馴染みのコース(今年は第6ステージでラルプ・デュエズが登場!)が取り込まれていたりと、主催する側も完全にツール・ド・フランスのリハーサルという位置づけにしてる様子ですよね。
ただし、今年は本ちゃんのツールではラルプ・デュエズもモン・ヴァントゥーも無くて、ジロなどからすると随分登りが大人しいので、コンタドールのようなクライマーには難しいコースじゃないかと言われていますが・・・
さて、その出場したグランツールをことごとく連覇中の大本命コンタドールですが、最初のプロローグ個人タイムトライアルこそ勝利しましたが、第3ステージの長距離TTでブライコビッチに大きく遅れを取ると、第4ステージの頂上ゴールではブライコビッチを登りで引き離せずそのままゴールと、まだまだピークにはほど遠い感じでした。
だいたいツールの前哨戦であるドーフィネやツール・ド・スイスで好成績を挙げてしまうとほぼ間違いなく本番で失速してしまうので、これを見てツールの優勝争いがどうこうは全く言えませんが、それにしてもブライコビッチの強さは本物ですよね。TTでは圧倒した成績を見せて、なおかつ登りはスペシャリストにしっかり付いて行けるというのは、コンタドールがまだ調整段階である事を抜きにしても並みの能力じゃありません。レディオシャックチームのツールでのエースは間違いなくアームストロングですが、アシストとしてもセカンドエースとしても、コンタドールにとっては脅威の存在になりそうです。

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