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フレッシュ・ワロンヌ2010

この時期は歓迎会などでいろいろと飲みの席があり、酒が入るとサッカーはつらいので自転車のフレッシュ・ワロンヌを見てました。と言っても、酒入りで自転車レースを見るともれなく寝落ちがついて来るのも事実で、2日に分けて見る事になってしまいました(笑)。
初めて今年からJSPORTSで中継、と言うかおそらく日本初登場となったレースですが、ゴール地点の2km手前から始まる「ユイの壁」という、平均勾配9%、最大斜度26%という激坂があって、アムステルゴールドレースの最後の登り以上に厳しいコース設定で非常に面白かったです。
レースはほぼ集団状態で最後のユイの壁に入り、クレーデンやコンタドール、ホアキン・ロドリゲスといったステージレースのクライマーがアタック合戦を繰り広げる中、アムステルゴールドレースで好調振りを見せていたエヴァンスが彼らを最後に抜き去って見事な勝利を飾りました。
CLのバルセロナ同様に、コンタドールらのスペイン勢ははるばる陸路でやって来た選手が多く、自転車の場合はそもそもサッカー選手とは心肺機能が違うのでバルサほどでは無かったにせよ、やはり疲労の影響はあったかもしれませんね。
にしても、相変わらず春先のエヴァンスは強い。昨年はアルカンシェルも取ったし、今年はジロ・デ・イタリアを狙うと公言しているだけに、いよいよシルバーコレクター返上の時がやって来るのか、グランツールでの活躍に注目ですな。

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