アムステルゴールドレース2010

昨日はサッカーの録画と重なったので、ケーブルテレビのチューナー側に録画しておいた、自転車のアムステルゴールドレースを見ていました。ケーブルテレビのほうは問答無用でHD録画になってしまう割には容量が少ないので、早めに見て消しておかないといけないんですよね・・・
アムステルと書かれていると、いかにもオランダのアムステルダムで行われているレースのように思えるかもしれませんが、実際はアムステルゴールドというのはスポンサーのビール会社のブランド名で、オランダと言うよりはベルギーとドイツに囲まれた飛び地みたいになっている、マーストリヒト周辺で行われており、オランダの平坦レースじゃなくて、ベルギー丘陵のアップダウンレースになってるんですよね。アルコールが関係しているという事で公式サイトにアクセスすると18歳以上かどうかを問う質問が出て来るのが面白いです。
なので、メンバーは6月から始まるジロ・デ・イタリアに向けての調整という事で、ステージレーサーら坂に強い面々が出て来るようになり、カンチェラーラやボーネンは出場せず。それ以外にも、アイスランドの火山噴火の影響で、オランダから遠いスペインにいる選手が間に合わず、スペインのケースデパーニュチームからはたったの3人という出場になってしまったようです。Twitterでもサッカー関係で飛行機欠航の話題が相次いでますが、欧州じゃ相当な混乱になっているのを実感しますねえ・・・
その狭くアップダウンの続くレースを制したのは、ベルギーのジルベール。途中の坂でシュレック兄弟やクネゴらによって何度かアタック合戦が仕掛けられましたが、結局は最後のカウベルグの登りでの集団スプリントとなり、ジルベールが他を寄せ付けないスパートを決めました。うーん、強い。
その他のステージレーサーの中では、世界選手権を制して今年はアルカンシェルを着ていて分かりやすいエヴァンスが、このレースではアシストで働いていましたが力強い走りを見せてましたね。今年はピーキングを調整して、ツール・ド・フランスでコンタドールに立ち向かって欲しいところですな!