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「ニュルンベルクはW杯の日本?」ドイツブンデスリーガ第30節 ニュルンベルク-ヴォルフスブルク(0-2)

う~ん、なんか日本がデンマークと対戦したら、良くてこんな試合になるのかなあと想像させてしまうようなニュルンベルクの内容だったねえ。
降格圏が迫って後が無いニュルンベルクは、ホームでの試合とあって最初からガンガン飛ばしてヴォルフスブルクを自陣に釘付け状態にするんだけど、攻めても攻めても得点を決めることが出来ず、後半の21分にカウンターからジェコにボールが渡り、ジェコは上手い切り返しでマークを外すと、あっさりワンチャンスで点を決める決定力を見せ付ける。そして33分には、長谷部のクロスをグラフィチが頭で合わせて2点目と、相手にとっちゃ心が折れるような効率的な得点での勝利。
ヴォルフスブルクとしてはあまり格好の良い勝利では無かったけど、昨シーズンも守備で粘って粘って、カウンターから2トップ+1の決定力で勝って来たようなチームだから、ようやく「らしい」サッカーになって来たと言うべきか。残り試合が4つで、CLは厳しいだろうが5位のELまでは勝ち点5とまだ可能性は残っている。次はその5位のブレーメンが相手のホームだけに、まずはきっちり勝っておきたいところ。
長谷部については、最後まできっちりマークを外さない生真面目さがこの試合では有効になっていたね。アシストも記録したし監督としては合格点の働きだろう。次も是非得点にからんで欲しいね。

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