2010年3月

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「決勝トーナメントへ視界良好」ACL2010グループF 鹿島-全北現代(2-1)

初戦は長春相手に手堅く勝利した鹿島は、最大のライバルである全北との難しいアウェイ戦に臨んだ。 韓国勢のホームと言えば、とにかく長いボールを放り込んで前からガンガンプレスをかけてくるイメージがあるが、全北は珍しく自陣からきっちりとパスをつないで来るチームで、フィジカルプレスに弱い面がある鹿島にとっては、ピッチの滑りやすさもあってミスは多かったが、比較的落ち着いて試合に入る事が出来ていた。 が、全北は […]

「マルティンスいたんだ(笑)」ドイツ・ブンデスリーガ第25節 ヴォルフスブルク-ボーフム(4-1)

最近はスタメンから外れてしまっていた長谷部だけど、この試合ではCBのバルザリが怪我で退き、そこに本職じゃなくて何故かリーターがCBに入ったために出場が回ってきた。 ヴォルフスブルクはミシモビッチが欠場したために4-4-2の布陣を取っていたのだが、当然普段とは違う戦いに選手間のコンビネーションが悪く、0-1と先制点を奪われてもボーフムの組織的な守備の前にFWが孤立、長谷部もほとんど攻撃に目立つ場面は […]

「ピチピチとヨボヨボ」J1第1節 ガンバ大阪-名古屋(1-2)

J1開幕週における、もう1試合の注目カードは、ホームのガンバが名古屋に苦杯を喫するスタートとなった。 今期の名古屋は4-3-3のフォーメーションを敷いている。現在の欧州トレンドと言ってもいいこの形は、ウイング・MF・SBの3ポジションが組み合わさったサイドの多彩な攻撃を可能にするが、1ボランチの両側、バイタルエリアのスペースを使われやすい弱点もある。 前半のガンバは、自慢のパスワークで二川を中心に […]

「岡田ジャパンとオリヴェイラジャパン?」J1第1節 鹿島-浦和(2-0)

うーん、個人的にはフィンケ監督のフライブルクでの実績は素晴らしいし、じっくりとチームを任せるに値する監督だと思ってるんだけど、何か決定的に浦和とは相性が悪いんじゃないかと思わざるを得ないような内容だったねえ・・・ ぶっちゃけ、浦和は昨年から進歩してないと言うか、悪い岡田ジャパンを見ているような感じで、とにかく前線の選手が狭いスペースでパスを回そうとしているんだけど、連携が足りないせいかバックパスや […]

「オランダに勝つヒントが見えた?」国際親善試合 オランダ-アメリカ(2-1)

言うまでも無く、W杯での日本の対戦国であるオランダが、ホームでアメリカと対戦した親善試合を見た。が、予想通りガッツリ絶望的な気分にさせられた(笑)。 この試合でのオランダは、1トップにカイト、2列目にエリア、スナイデル、ロッベンを並べた4-2-3-1という形で、どこぞの代表とは違っていつでもどこでも両ウイングに正確なサイドチェンジが渡り、エリアやロッベンはスピードと個人技で1人だけのマークなら軽々 […]

「ジーコジャパンには近づいた」アジアカップ予選 日本-バーレーン(2-0)

この試合を余計な試合だと言ってる人もいるが、個人的にはある意味ポジティブに捉える事が出来た試合だったように思う。 それは今までの、チビッ子が狭いスペースでゴチャゴチャとパスを回して手数と時間をかけ、最後にSBがクロスを上げるも守備を整えた相手に跳ね返され、全員が攻め上がったところでカウンター一発かセットプレイでやられる「コンセプト縛りサッカー」から解放され、ある程度ポジションバランスを整えながら長 […]

「ジーコジャパンへの第一歩」アジアカップ予選バーレーン戦展望

とりあえず相手がどうこうよりも欧州組、特に本田に注目が集まっているバーレーン戦ですが、W杯への道のりと言う点では重要な試合になったと思いますね。 東アジア選手権で散々な内容と結果に終わってしまった事で、岡田監督的には何が何でもこの試合で快勝して、世間へのアピールはもちろんの事、チームの自信を回復させると共に、選手に対する自分の求心力を取り戻す事が必要になって来ているはずです。 チームコンセプトにそ […]

「ファビアンスキ無双」欧州CLベスト16第1レグ ポルト-アーセナル(2-1)

昨日も、録画してあったストックからCLの試合を観戦。 まあ結構前の試合なのできちんとした戦評はパスさせてもらうけど、アーセナルはGKファビアンスキの一人芝居で負けてしまったねえ・・・ CLベスト16という大一番でアルムニアの怪我によって先発になったファビアンスキだが、ポルトとアーセナルともに、それほどガッツリ肉弾プレスをかけるチームではないだけにシュートチャンスが多い展開になる組み合わせだったのは […]

「モウリーニョ・ダービー」欧州CLベスト16第1レグ インテル-チェルシー(2-1)

昨日はヴォルフスブルクの試合があったけど、またも長谷部はベンチだったので、仕方なく時期遅れながらCLベスト16の注目対決であるインテル対チェルシーを観戦。 やっぱり散々前にも書いたけど、いくら他の選手の尻拭いで守備に頑張っても、献身は美徳と言う評価にならないんだよね。特に外人の助っ人は。長谷部も、次大きなチャンスが来ればもっとエゴイストになって欲しいね。 とまれ、閑話休題。 さて、インテルはイタリ […]

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