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「Jリーグはやっぱりガラパゴス?」J1第2節 横浜Fマリノス-湘南(3-0)

とにかく試合の内容うんぬんよりも、いくらJ2上がりの湘南が相手だったとは言え、中村にここまで自由自在にやられてしまうJリーグに対する危機感を感じざるを得ない試合だったね。
これがチャンピオンズリーグだったら、まず守備の寄せや当たりが厳しくて、中村がバイタルエリアで前を向いて仕事をする機会などほとんど無かっただろうし、ましてやJリーグでは中村が全てのキーポイントだと分かっているのだから、湘南も彼に全く仕事をさせないぐらいの厳しいマークを付けるのが当然だろうに。
横浜の攻撃という面でも、中村はポジショニングに関してはバランスを第一に考えるので、守備から攻撃へと切り替わったときに他の選手の出足が良ければ、自分は後ろに下がってしまうはずで、いくらチームの方針があるとは言え、中村に楽々「トップ下」の仕事をさせているようでは、そりゃJのレベルが低いと思われても仕方が無いよなあ。
だいたい、両チームのフィールドプレイヤー20人合わせても、相手のドリブルをスライディングタックルで止めた選手が、CLの舞台では羽毛と揶揄されていた中村ただ一人ってどういう事だよ(苦笑)。
今週は小野や稲本も活躍したようだし、ACLで2連敗した川崎が同じく主力選手抜きで、今期の優勝候補である名古屋に3-2で勝利してしまったという現実を見ると、ますますJリーグ、ひいては日本サッカーがガラパゴス化に向かって邁進しているのではないかと危機感を持ってしまいます。つーか、協会は手を使ったプレイがどうこう言ってる場合じゃないだろうと(呆笑)。

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