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「岡田ジャパンとオリヴェイラジャパン?」J1第1節 鹿島-浦和(2-0)

うーん、個人的にはフィンケ監督のフライブルクでの実績は素晴らしいし、じっくりとチームを任せるに値する監督だと思ってるんだけど、何か決定的に浦和とは相性が悪いんじゃないかと思わざるを得ないような内容だったねえ・・・
ぶっちゃけ、浦和は昨年から進歩してないと言うか、悪い岡田ジャパンを見ているような感じで、とにかく前線の選手が狭いスペースでパスを回そうとしているんだけど、連携が足りないせいかバックパスやツータッチパスが混ざって結局時間がかかるだけの攻撃になってしまっている。
しかも、闘莉王がいなくなってさらにDFからの大きな展開が少なくなり、阿部と細貝のボランチは相変わらず縦へのパスが出せないので、攻撃に緩急をつけられていない。これでは、鹿島の安定した守備ブロックを崩せるはずも無い。
期待の柏木も一人で溜めを作れる選手じゃないし、エジミウソンやエスクデロはやっぱりフィンケサッカーに合っている選手には見えない。やはりここは、山田直が復帰したらポンテをボランチに下げ、前線は2トップにしたほうがいいんじゃないかと思うんだが・・・
鹿島はイジョンスが怪我のために、伊野波が先発したが、こちらは全くほころびを見せることなく安定した力を見せ付け、今年期待の遠藤がアシストまで記録するなど、あまりに磐石過ぎるスタート。いや、天邪鬼な見方をすると、Jリーグの盛り上がりのためにも今期は鹿島にはACLに集中しておいて欲しいかもなあ(笑)。

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