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「注目は平山と小笠原」ベネズエラ戦展望

試合は来週の火曜日ですが、昨日もサッカーの試合を見てなくてネタが無いので、ベネズエラ戦の展望を今日書いてしまう事にします(笑)。
ベネズエラは欧州組が不参加らしいですが、日本での親善試合はメンバーがどうこうよりもまずは本気でやってくれるかどうかが重要で、その意味ではスタメン未満メンバーが多いほうが競争心理が働いて本気になる確率が高くなるので、かえって日本にとって好都合な面はあります。とは言え、昨年のスコットランドまで落ちるとどうしようもありませんが。
まあ、それでも日本でやる以上はそれほど相手の歯ごたえに期待できないのは確かで、やはり見るポイントとしては新戦力のテストとフィット度合いというところになるでしょう。その意味では、マスコミに乗るようで悔しいですが(笑)平山と小笠原に注目したいところですな。
今までの岡田ジャパンは、前線の高さと強さを放棄してチョコマカと走り回ってポゼッションするチビッ子ショートパスサッカーを推し進めて来ていますが、個人ではなくて集団としてボールをキープするにはよほど運動量が多くないと限界が出てしまうわけで、オシムの走るサッカーを継承していながら、せいぜいガーナ戦しか走り勝った試合が無いと言う事態になってしまってますからね(苦笑)。しかもW杯で対戦する相手にしてみたらこれほど対策を練りやすい相手もいないわけで、サッカーに限らずどんな戦いであっても、自分の武器を複数持って相手に合わせて使い分けるのは戦略の基本でしょう。
その意味では平山は言うに及ばず、日本の中盤では比較的体を使ったキープが上手い小笠原も日本にとってプラスが大きいかもしれません。確かに、遠藤や中村俊輔も溜めは作れますが、彼らはあまり体を使わずに足先でボールを保持するので、マークがついていたらやっぱりバックパスプレイに偏ってしまいますからね。あとは、中村憲のような反転力や縦パスの推進力が代表で出せれば、一気にスタメン候補に名を連ねる事になるかもしれません。
とにかくイエメン戦が放送権料の問題で日本では見られなかったので、なんだかんだで久々の代表は楽しみですなあ。

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