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「カップ戦の醍醐味」FAカップ トッテナム・ホットスパーズ-リーズ・ユナイテッド(2-2)

日本人がいないイングランドの試合なので戦術うんぬんについては省略するとして(笑)、リーズという懐かしい名前が、3部リーグながらあのマンUを破って4回戦進出という事で個人的には結構興味を持って見れたので、単独のエントリーで書いてみる。
しかしFAカップなどで下位リーグのチームが出てくるたびにいつも思うんだけど、イングランドの人口は日本の半分も無いのに、たとえアマチュアのチームであってもGKのレベルが高いよね。そりゃ単に身長が高いだけでもGKにとっては相当有利な点であるのは確かだけど、日本のように挙動不審なプレイってのをまず見たことが無い。
まあそんなGKがいるからこそカップ戦でジャイアントキリングが出来たのだろうけど、フィールドプレイヤーも決して上手くはないけど基本的な個人戦術はしっかりしているし、やっぱりその辺は結局サッカーの歴史と底辺の厚みが物を言うんだろうなあ。
と、試合はそんな感じでリーズGKアンカーグレンが、前半9分のPKを始めとしてスパーズのシュートの雨をことごとく防ぎ、それでもスパーズはクラウチとパブリチェンコのゴールで何とか勝ち越し、ロスタイムも5分を過ぎてもう試合は終わるだろうと思った瞬間、なんとスパーズのドーソンがPA内でファール。マンU戦で決勝ゴールを決めたベックフォードが2点目となるPKを決めて劇的な引き分けという終わり方。
確かにドーソンの足は最初にボールのほうには触っていたのだけど、後ろ足でカニバサミをしてしまったのはあまりに間抜けというか不用意過ぎたねえ・・・あれじゃさすがにPKは免れまい。
うん、やっぱりPK戦無しのトーナメントってのは盛り上がり的には最高だよね。選手や監督は再試合でうんざりしているかもしれないけど(笑)。

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