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「嗚呼リバプール・・・」イングランドプレミアリーグ リバプール-アーセナル(1-2)

Jリーグが終了してしばらくは天皇杯も高校選手権もなし、せっかくのWOWOWも中村はスタメン落ちで一気に見るものが少なくなってしまったなあ・・・と言うわけで自然と観戦大将は盆クリスマスも正月も関係ないプレミアという事に。
リバプールはCLでも露呈してしまったように、CHのシャビアロンソがレアルマドリーに移籍してしまったので、中盤の展開力が一気に落ちてしまってトーレスに対する縦のパスがなかなか入らず、前線で起点が出来ないのでカイトやベナユンも攻撃機会が激減という事態になってしまっているのだが、この試合では少なくとも前半はその影響を感じさせない戦いぶりだった。
この試合では中盤での支配力、展開力をあえて捨てて、アーセナルに対して完全にリアクションサッカーに転じた事が功を奏し、激しいプレスから攻撃への切り替えの早さでチャンスを作り、狙い通りセットプレイから先制点を挙げたまでは良かったのだが、相手のクロスが2度コースが変わった事でボールが足に当たってしまった、ジョンソンのオウンゴールで同点になった瞬間、アーセナルが生き返ってしまったのが不幸だった。
その後はリバプールの運動量が落ちてアーセナルに支配され、アルシャヴィンにビューティフルゴールを決められ、お疲れのマスチェラーノに代えてアクイラーニを投入するもまだプレミアのペースに馴染んでいる感じではなく、そのまま反発力を見せられずにあっさりとホームで敗戦。
まだトーレスとジェラードが本調子でないにせよ、CLは敗退リーグでも中位ってのはさすがに寂しいよねえ・・・アーセナルはハーフタイムでベンゲルが激怒して選手が発奮したらしいけど、後半の戦い方が安定して出せるようになれるかがポイントなんだろうね。

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