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W杯抽選会での久々のオシム節、そして松本山雅

昨日は飲み会があってとてもサッカーの試合をじっくり見られる状況ではなかったので、W杯組み合わせ抽選会のスカパー特番、それもオシムが出演していたところだけを見ていました。
オシムが登場する前は、倉敷アナと後藤氏、名波氏、ゼムノビッチ氏という座談会メンバーで和気藹々な感じだったのですが、オシムが登場したとたんにスタジオに緊張が走り、その後も発言の度に空気が引き締まるのが面白かったですね(笑)。
爺さんも以前に比べるとやつれが無くなってとても元気そうで、つぶやきも好調時のキレが戻っているようで、なかなか話が終わらないのを倉敷アナが必死で巻こうとしていたぐらいでした。
その番組の発言要旨としては、記者会見の談話とほぼ同じような感じで、敵味方ともに過大評価も過小評価もせず、しっかり相手を研究し、3戦を通じた戦略とペースを考える事が大事、という話でしたね。
ただ、マスコミに真実というのは無いものねだりだし(苦笑)、前回もオーストラリアには勝てる!なんて無根拠なムードが巷には溢れてましたからねえ・・・それに、やっぱ公平に見れば見るほど日本のグループリーグ突破の可能性は無いに等しいし、大会後の落胆とシラケムードが今から怖いですなあ(笑)。
さて、そんな暗い話題はさておき、びりけんさんからの最後の(?)北信越レポート。

金沢13人目のキッカーの放ったPKがYSCCのキーパーに弾かれた瞬間、普通のPK戦であればGKを中心にできあがるはずの歓喜の輪が描かれず、勝利したはずの水色のユニフォームがそこここにうなだれ、震えていました。
それはサッカー不毛の地に初めてのJFLチームが誕生した瞬間でもありましたが、僕は不思議なほど落ち着いていました。
ケータイが震えました。入院先でテレビを見ていた相方からです。彼女も第一声につぶやきました。あっけないね、と。
地域と全国とを隔てる高く厚い壁を、緑の勇者たちはあっさり飛び越えてゆきました。
ターニングポイントは、やはり、浦和戦でしょう。この試合で飛び方を忘れていた雷鳥が勢いに乗ったように思います。ダービーに一喜一憂していた彼らが、かつてのライバルを格下に追いやった勝利だったと、今にしては思います。
仰る通り、松本のチームにはこれから越えるべき障壁がいくつもありますが、今日の一体感さえあれば、必ずクリアしてゆけるはずです。信州サッカーをしょって立つクラブとして。
というわけで、貴ブログを長々と汚させていただいた駄文も最終回となります。これからは相方と新しい家族、翠(みどり)くんと三人で、この地のサッカーを見つめていこうと思います。ありがとうございました。

松本山雅がJFL入りを決めた瞬間に、「みどり」君という名のお子さんが誕生と言うのは出来すぎの話ですよね(笑)。とにかく、まずはお子さんのご誕生、おめでとうございます。
長野県協会としては松本支援に動くみたいですし、クラブも来年1月には準加盟申請をするようですが、もちろんそれで北信越リーグが無くなる訳ではなく、長野パルセイロが存続する限り、またJFLのチャンスはやって来ますからね。
1~2年後には、びりけん家にも「橙ちゃん」という新しい命が誕生したりして、今度は4人で家庭内信州ダービーが復活、という事になるかもしれませんよ(笑)。その時には是非、また愚痴のメール(?)をお待ちしています。

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