2009年11月

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神様の悪戯、アンリのハンド、バーレーンのPK

確かに、間違いなくアンリはハンドを犯しているけど、これが通常スピードだったら審判が間違うのも無理は無いよなあ・・・と考えると再試合は微妙なところだよね。しかもプラティニの母国だし(笑)。 それを含めて、これで南アフリカW杯出場32カ国が一応決定しましたね。フランス以外にプレイオフ送りで話題になったポルトガルも何とか出場決定。逆にヒディンクロシアとウクライナは実力的には上と見られていたのに敗れてしま […]

「本大会への良いヒントが2つ」アジアカップ最終予選グループA 香港-日本(0-4)

今日はついさっきまで近場の出張に出てしまっていたので簡単に。 前節のホームで6-0と大勝した相手だけに、4点差の結果について特にどうこう言う事はないだろう。ま、日本があまりに決定機を外しすぎたってのはあるけどね(笑)。 ただ、香港が予想以上のファイティングスピリッツを見せ、前半と後半のそれぞれ最後の時間帯はさすがに息切れしたとは言え、そこまでの時間はアジアでもなかなかお目にかかれないぐらいの激しい […]

「大阪仕事」国際親善試合 ブラジル-イングランド(1-0)

この表題にニヤリと来る人は、もう今では少数派になってしまっているんだろうね・・・ さて、カタールのドーハで行われた、ともにW杯予選を危なげなく通過した本大会優勝候補同士の試合とあって注目された試合だったが、中立地での開催という条件に加え、イングランドに怪我人が続出してほぼ1.5軍、ブラジルも新戦力テストを優先メンバーになってしまったおかげで、あまりガツガツしない親善試合らしい内容になってしまってい […]

「ちびっこでも引かれても関係なし」国際親善試合 スペイン-アルゼンチン(2-1)

アルゼンチンがギリギリで南米予選を突破したと聞いて、メッシやアグエロを始めとして綺羅星のようなスターを揃えていながら、何をどうやったらそういう成績になるのか理解できないでいたが、実際に試合を見てみるとその成績にも納得せざるを得なかったね(笑)。 特に前半は、アルゼンチンは4-4の2ラインで組織しているのは分かるのだが、各選手のアプローチが全く連動していないので、たまたまある選手のエリアにボールが来 […]

「グループリーグ3位争い」国際親善試合 南アフリカ-日本(0-0)

ぶっちゃけ、W杯本番のグループリーグ第3戦で、そこまで勝ち点無しで3位と4位を争うチーム同士の試合といった感じに見えたのは私だけだろうか(笑)。 南アフリカはホームで大きな観衆を集めながらも、パレイラ監督は再就任早々で悪い結果を出したくないという意識が強かったのか、SBがほとんど上がらずに日本のスペースを潰し、攻撃はマッカーシーへのロングボール一辺倒という、日本のサイド攻撃の封じ込めを第一に意識し […]

「両軍片肺」天皇杯4回戦 清水-甲府(3-0)

代表の南アフリカ戦は・・・まだ見ていないので先に天皇杯のほうを。 清水は代表戦で、甲府は次節に湘南との大一番が控えた影響でベストメンバーから数人が落ちた状態だったので、互いに決定機の少ない凡戦になってしまった。 清水は前節で柏に完膚なきまでに叩きのめされてしまったが、柏に比べると縦にボールを入れるスピードや精度、キープ力、プレスのスピードでは格段に差がある甲府相手では、それほど慌てる場面も無くボー […]

「どっちが優勝争い?」J1第31節 柏-清水(5-0)

いや~、こういう試合内容っては、セリエAの試合を見なくなってからは完全にご無沙汰だったんだけど、まさかJリーグの首位争いと残留争いのチーム同士、それも順位とは反対の形で見る事になろうとは全く想像できなかったよね(笑)。 一言で言うなら「圧殺」。 イタリアのビッグクラブが、ホームでプロヴィンチアを葬り去る時にこういう試合を良く見た。つまり、マイボールの時にはDFラインがハーフウェイの中に入るまで高く […]

「これがカテゴリーの差」天皇杯3回戦 FC東京-草津(3-2)

ナビスコ決勝で延期になっていた3回戦の試合。図らずも連続で草津の試合のレポートになってしまった(笑)。 東京は代表召集や怪我人でベストメンバーから数人が落ちていて、DFラインをコンパクトにしつつ低い位置でボールカットを狙う草津の前に中盤が作れず、平山へのロングボールを中心に攻撃せざるを得ず、草津もJ2とはレベルが違う東京のプレスの前にエース都倉へとうまく縦パスが入らず、互いにギクシャクしたサッカー […]

「西澤、お疲れ様」J2第48節 セレッソ大阪-草津(5-0)

乾今期2度目となる1試合4ゴールの大爆発で、セレッソがJ1復帰を決めた試合。 私の経験上、だいたいセレッソはここ一番という試合になると、とたんに弱気の虫が出てきてしまって、勝つにしても負けるにしてもハラハラさせられる展開になるのが常だったが、この試合では、観客数が2万人前後とそれほど多くなかったのが幸いしてか(笑)、終始安定感のある試合運びが出来ていたのには驚かされた。 それでも、あまりに早い乾の […]

「手ごたえに満足してていいの?」リーガ・エスパニョーラ第10節 スポルティング・ヒホン-エスパニョール(1-0)

後半10分からようやく出場できた中村自身は「チーム内でのプレーの仕方がつかめてきた」そうだが、そんな悠長な事を言ってていいの? と聞き返したくなるようないつも通りの状況だった。 エスパニョールのサッカーは相変わらずビルドアップの概念が無く、ポンポンとテンポ良くパスを回しながらスペースを見つけて勝負パスを出したい中村のイメージとは合わず、中村が中盤に下がってボールを受け、ワンタッチでDFにバックパス […]