2009年10月

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「二代目ゴン襲名?」アジアカップ最終予選 日本-香港(6-0)

そんな事すっかり忘れていたけど(笑)日本は前節でバーレーンに負けてしまっており、ベストメンバーで臨まざるを得なかった試合だけに、相手がグループ最下位とは言え、まずは勝ってよかった。岡崎もこのレベルの相手だととことん効くよね。 だが、それとW杯本番に向けてどうかという評価は全く別である。その点で見れば、良かった点もあるし、もちろんそれ以上に悪かった点が多かった。 良かった点としては、ガーナ戦から続い […]

「浪速のジダン」J1第28節 G大阪-大宮(4-1)

気が付いたら、ACLも絶望から一気に優勝争いまで浮上してきてしまったガンバ。 何故突然ここ12試合で1敗という絶好調状態になったのかと思いながら試合を見たのだが、すぐにその理由が分かってしまった。とにかく、二川が今まで見た事がないぐらいに恐ろしくキレキレ状態になっていたのだ。 組織的なハードワークとカウンターが武器の大宮は、前回の対戦でも負けているようにパスを回すガンバにとっては非常に相性の悪い相 […]

「中村ボランチは企画倒れ?」リーガ・エスパニョーラ第6節 ビジャレアル-エスパニョール(0-0)

ご存知のように、ボランチで先発しながらも、味方に退場者が出てしまったためにわずか前半での交代となってしまった中村だったが・・・正直言って、ボロが出ないうちの交代で良かったのかもという気持ちを持ってしまった。 おそらく、普段ボランチで出場しているデラペーニャと中村の持っている資質が似ていることから、中村をボランチに置こうという発想が出たのかもしれないが、その試みは十分試す価値があるにしても、まだまだ […]

「文字通りがっぷり四つ」J1第28節 清水-広島(1-1)

ともに一括した戦術の元で若手を伸ばし、コンビネーションの熟成で優勝争いに食い込んできたという、Jリーグ優等生同士の注目上位対決。 前日に見た浦和と千葉の試合とは違って、こちらはさすがにミスが少なくボールもスムーズに動き、見ていて飽きないめまぐるしい攻防が続いたが、高さのヨンセンと動き出しの岡崎という前線に強力なポイントを持つ清水のアーリークロスを中心としたサイド攻撃に、ポゼッションで優位に立ってい […]

「やはり最後は足と気持ち」J1第28節 浦和-千葉(3-1)

雨のせいが大きかったのだろうが、埼玉スタジアムの試合にしては空席が目立つし、滑る選手がいたりしてミスが非常に多い、技術的にはお粗末な試合内容ではあった。 しかし、浦和は優勝とACL枠を争う上でこれ以上は負けられず、千葉は言うまでも無く崖っぷちの残留争いで、最後まで気持ちと運動量が切れないモチベーションの高さを感じる試合で見ていてそれなりに気持ちが良かった。 浦和は、相変わらずマイボールになっても各 […]

「外国人FWとは」欧州CLグループD ポルト-アトレチコ・マドリー(2-0)

前回見たチェルシーとの試合では、ポルトのフッキは1トップで出ていたのだが、今回は3トップの右というポジションでの先発だった。 スペインリーグに対する一般的に認識と言えば、ポンポンとパスを回して攻撃的というのがパターンなのだが、実際は欧州のどこのリーグであってもそんなサッカーをやっているチームはほんの一握りであって、下位のチームはとにかく守備をきっちり固めて攻撃は一発狙い、というのが現実である。 C […]

「まさにマジックというよりは強運」ACL準々決勝第2レグ 名古屋-川崎(3-1)

確かに形の上では、先の鹿島戦で玉田や小川など4選手を休ませ、後半には一気に2人のボランチを変える大胆な采配に出たピクシーマジックのおかげという事になるのだろうが、内容的にはそれが決して上手く行っていたわけではなかった。 この試合での名古屋は、鹿島戦で機能していた三都主ボランチを続行してスタートしたが、雨の中でパスをつなごうとした名古屋のミスから怒涛のカウンターを見せる川崎を止められず、中村憲に自由 […]

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