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「ピクシーのスーパーロングシュート」J1第28節 横浜Fマリノス-名古屋(2-1)

タッチラインに出たボールを、ベンチ前からダイレクトで蹴ったボールがゴールに入るんだから、やっぱり名古屋は監督を現役復帰させるべきだよね(笑)。
名古屋は次週に迫ったACL準決勝アウェイ戦に備えて、巻とブルザノビッチ、杉本を先発にした温存策で臨み、前半に横浜がラインを上げたところで上手く抜け出した吉田がまんまと先制点をゲットしたものの、横浜のプレスの前に巻が前線でなかなか基点になれず、後半にケネディや小川を投入するも彼の高さのこぼれ球を拾う攻撃があまり見られず、運動量も落ちてセカンドボールを横浜に支配されて順当な逆転負けだった。
チームの頭は半分次の試合に向いていたのかもしれないが、リーグはこれで8位と勝ち点5の差になってしまい、来期のACLは限りなく遠い状況になってしまっただけに、アウェイのアル・イテハド戦で大敗でもしようものなら一気に雰囲気が悪くなりそうでピクシーファンとしては心配なところである。
逆に横浜は渡邉・坂田の2トップが好調で彼らによくボールが収まり、その分ラインを高くキープすることが出来て、名古屋とのハーフカウンター合戦に勝利。まだまだ攻撃に溜めとか余裕が無くて速攻一辺倒であるが、はまった時の強さはかなりのものになって来た。まだガンバや清水との対戦が残っているので、優勝争いのカギを握りそうなチームである。

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