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「ガンバの悪遠藤化」ナビスコカップ2009 準々決勝第2レグ 横浜Fマリノス-ガンバ大阪(1-2)

ツールも終わってようやくサッカーブログが再スタートです。と言っても、これまた恒例のアメリカ出張が来週の日曜から始まるので、つかの間の復活ではあるんですけどね(笑)。
さて、スカパーのフジを解約してしまったのでナビスコは無理かな、と思っていたら何故かデジタル地上波のコミュニティチャンネルというところがガンバの試合をやっており、ラッキーにもそちらで見る事が出来たのでレポート。
Jリーグから離れていた間も一応成績だけはチェックしていて、ガンバが公式戦4連敗のどん底から、ようやくここに来て3連勝と持ち直してきたのを知っていた上で見始めたのだが、前半を見る限りではまだまだ悩みは多そうだな、という印象を持ってしまった。
ガンバが好調のときは、人が素早く流動的に動く中をワンタッチでパスが回り、その中で佐々木や安田の個人技や遠藤の緩急が加わって攻撃のアクセントが作られていたのだが、前半のガンバは皆が足元でボールをもらい、止まったままボールをタッチして中盤でタラタラとパスを回し、何とかレアンドロのポストを使って縦にボールを運んだと思ったら、サイドの上がりが無くてまた中盤にボールが戻ってくるといった、人は動かずボールだけが動くサッカーになってしまっていた。
周りの動きが悪いので遠藤のプレイにも当然リズムが出て来ず、無難なプレイばかりをするどこにでもいる選手に成り下がってしまい、そしてそのプレイが全員に伝染するという、言わばガンバ全員が悪い遠藤みたいな状態であった。これでは、相手もきっちりと守備ゾーンを作っていれば全く怖くない。
ようやく後半に佐々木を投入してスペースを使う意識が高くなり、攻撃もスピードアップするようにはなったが、やはり時既に遅し。90分間では勝ったが、アグリゲイトスコア4-3でガンバはナビスコ敗退。アウェイゴールを3点入れられて迎えた2戦目としては、あまりに前半のスロースタートがガンバにとっては痛かった。
Fマリノスについては、アーリアジャスールの個人的な突破からのワンツーで得点を決めたのはガンバの士気を下げるという意味で効果的だったが、それ以降はほぼ守備的な戦いを強いられてあまり大きな見所は無かったかな・・・中澤の負傷もリーグで残留争いをしているチームとしては心配なところだろう。
いや、久々にフルでサッカーを見ると楽しいけど疲れるね。自転車は基本的に展開がダラダラしているから頭使わないからな~。その分、寝オチの危険性が高いんだけどね(笑)。

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