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「プライドをかけた戦い」アジア最終予選オーストラリア戦プチ展望

いやあ、中村は急転直下でエスパニョール入りが決まりそうだし、大久保は予想通りとは言えすんなり神戸復帰、そして今度はセレッソの柿谷が徳島にレンタル移籍とビックリ移籍が目白押しですなあ。
8月から選手の移籍が自由化されるだけに、今後はこういった大物選手の移籍市場が活発化することは確実で、それだけにJリーグの各クラブは横浜Fマリノスのフロントを反面教師として(笑)、移籍に対する国際的な常識というものを早急に身に付けないといけないという危機感を持ってもらいたいものです。
さて、その移籍時期を迎えた欧州選手、すなわちW杯本番で主力となる選手がごっそり抜ける中でのアジア最終予選の最終戦ですが、やはり内容がどうとかテストがどうとかと言うよりも、アジアNo.1の称号を争う国同士としてのプライドをかけた結果を、個人的には注目したいです。
試合展開としては、当然ホームのオーストラリアがスタートから強烈なプレッシャーをかけて来るでしょうから、そこをパスワークで交わすのか単純にロングボールで回避するのか。どちらにしても、前の4人に対して1対1のフィジカルでごり押ししてくる相手に対して、ポストプレイやハイボールの競り合い、セカンドボールの確保という部分の確実性が問われることでしょう。
予選無失点という結果が示すように、オージーに人数をかけた状態での得点はまず期待できないので、いかにして早いタイミングで裏やサイドのスペースを取り、DFより一歩早く中で合わせられるかどうかが攻撃のポイントになりそうです。
まずは、序盤をしっかり集中した守備でしのぎつつカウンターのチャンスを狙い、相手の守備への戻りが遅くなる後半にパスをつないで守備のギャップを突くような攻撃が出来れば勝利の可能性が出てくるはずです。
・・・でも岡ちゃんは相変わらずカタール戦同様に、中村憲ジェラードシステムに固執してボランチの展開やリズムの切り替えを放棄してそうでアレですがね・・・今日は飲み会が入ってしまっているので生では見られそうにありませんが、思わず寝落ちしてしまうような試合だけは勘弁してもらいたいものですなあ(笑)。

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