2009年5月

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「日本じゃ珍しい内弁慶」J2第14節 岐阜-岡山(4-0)

先週末は、定期的に開いているとあるイベントに追われ、サッカーどころではありませんでした。 という事で、時期遅れなのでたまにはJ2下位同士の試合をレポート。 ここまでアウェイで未勝利と、日本では珍しいぐらいの内弁慶な戦績になってしまっている岡山だが、この試合でも持ち味を存分に発揮して(笑)、下位のライバルチームである岐阜に完敗。 ホームでの試合を見ていないから岡山の本当の実力は分からないが、やろうと […]

「いつも通りのセルティック」スコットランド・プレミアリーグ第34節 アバディーン-セルティック(1-3)

順位決定リーグに突入しての最初の試合は、前節に続いてアバディーンとの試合。 試合展開は、まあいつも通りのセルティックという感じで、アバディーンの激しく忠実なプレスの前にポゼッションしてもボールはなかなか前に運べず、セットプレイでまず失点。そして中村のセットプレイのこぼれ球を押し込んだボールが相手に当たってゴールに入って同点、後半になって相手の運動量が落ちたところで逆転という、あまりにも毎度お馴染み […]

「ヒディンクマジック潰える」欧州CL準決勝第2レグ チェルシー-バルセロナ(1-1)

第1レグで90分間完全に守り倒したチェルシーだったが、この試合ではさすがにホームとあってスタートから比較的前に出るサッカーで始まった。 が、開始わずか8分でDFに当たった浮き球をエッシェンがダイレクトボレーでスーパーゴールを決めてしまい、そこからはまたもチェルシーが「試合を殺す」展開に終始してしまった。 バルサはアンリ・マルケス・プジョルが欠場したために、3トップはイニエスタ・エトォ・メッシ、CB […]

「やっぱり運よりマジック」ACLグループG 名古屋-蔚山(4-1)

2試合目なのでこっちは簡単に。 蔚山の主力が怪我やコンディション不良で出場しなかったせいか、名古屋が良かったというよりは蔚山のサッカーが非常に散漫だったな、という印象。 名古屋は雨の影響もあったのだろうが特に中盤でミスが多く、相手に度々カウンターのチャンスを与えていたが、蔚山の攻撃がロングボール一辺倒だったのでDFも比較的落ち着いた対応が出来て助かった部分はあった。 また、蔚山はSBが高い位置取り […]

「アウェイの鬼」ACLグループF 山東魯能-ガンバ大阪(0-1)

いやしかし、このガンバのアウェイでの勝負強さは何なんだろうね(笑)。 ここで勝てば決勝トーナメント進出がかかる山東だったが、外国人監督だけあってさすがに戦い方は冷静で、水原のような特攻ハイプレスではなくてガンバがボールを持つと自陣にさっと引いてきっちりと守備の網を張り、中国人の高い身体能力もあってガンバは得意のパスワークが封じられ、ミスからの相手の速攻を何とかしのぎ続けるじりじりとした雰囲気のまま […]

「欲を言えばあと1点」 ACLグループG 鹿島-水原(3-0)

アウェイ戦で1-4で負けた水原との雪辱戦だったが、鹿島は見事なリベンジを果たしたと言える。が、欲を言えばもう1点取って1位通過を確定して欲しかったかな(笑)。 逆に鹿島の立場からすると、水原に守備を固められてカウンターを狙われるのが一番怖かったのだが、水原は馬鹿正直に最初からハイプレス全開のサッカーをして来てくれて、ある程度ハイプレスサッカーに免疫が出来てきつつある鹿島は、焦りもべた引きもせずに冷 […]

「普通に力負け」イタリア・セリエA第34節 カターニャ-ミラン(0-2)

いかにカターニャホームと言えど、最近好調のミランにそう簡単に勝てるはずも無く、まあ普通に力負けですな。 カターニャは守備の時には森本が一人残って9人で守り倒し、ボールを持ったらマスカーラやマルティネスが前線に上がって来るという形になっていたが、やはり森本一人でミランDFをどうにか出来るはずも無く、森本もエリア外から強引なシュートを1本打ったが、軽くGKに止められただけだった。 逆にミランはピッポが […]

「パンパシ恐るべし」 J1第8節 大分-ガンバ大阪(1-3)

昨年の快進撃が嘘のように、ここまで最下位に低迷している大分だが、やはりここまで内容が悪ければそりゃ結果もついてこないだろう。 とにかく、あまりに全体の運動量が少なくてプレスがかからず、単なるべた引きになってしまっている状態ではどうしようもない。ウェズレイも広島後期のような地蔵ぶりで、金崎は一人で何とか気を吐いているものの、プレイの切れがまだまだ好調時には程遠い出来。 それでも大分はガンバのポジショ […]

「石川、石川、イシカワ~」J1第8節 FC東京-大宮(3-2)

石川のハットトリックを筆頭に5点が入った得点、速攻を得意とするチーム同士のスピーディな攻撃と、見てる分には楽しい試合だったが、互いに多くの課題が見え隠れする内容でもあった。 大宮はスタメンをがらっと変える荒療治を施してきたが、メンタルはともかくとして守備の連動は当然未熟なものにならざるを得ず、前半はFC東京の鋭い出足に対して守備が後手に回り、特に2列目の選手の飛び出しに全くマークがついておらず、石 […]

「命拾いのアーセナル」欧州CL準決勝第1レグ マンチェスターU-アーセナル(1-0)

一時はリーグでの不調が伝えられていたマンUだが、ここに来て調子は完全復活、この試合でも内容的には完全にアーセナルを圧倒していた。 マンUは1トップにベルバトフではなくて運動量があるテベスを起用したが、その狙いはピッタリとはまり、テベスとルーニーによる強烈なプレッシングがアーセナルのDFラインの押し上げとビルドアップを阻み、2列目のセスクやウォルコットは中盤のフォローに下がらざるを得ず、1トップのア […]

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