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ジロ・デ・イタリア2009

ツール・ド・フランスのように毎ステージレポートはしないですが、ジロもしっかり毎日(終盤は)ライブで見ております。
100周年を迎えたジロの、今年のコースの特徴は、序盤と終盤に頂上ゴールが集中していること、例年のミラノ最終ステージではなくてローマが最終地点になっている事、そして近年では珍しい60kmという長さ、しかも登り基調のタイムトライアルがあるという点でしょう。
当然、その12ステージのTTまでは各チームのエース同士はジャブの繰り出しあいという展開になってますが、バッソやディルーカといった近年のドーピング問題で揺れた選手が力強く復活しているのに対し、かつてジロを制したクネゴやシモーニ、そして今年から復帰で注目されたランス・アームストロングが序盤の山場で早くも遅れてしまったのは寂しいですね。
ランスについては、シーズン初めに鎖骨を骨折してしまい、まだプレートを入れた状態で走っているそうで、それを考えたら遅れるのは当然ではあるのですが、ツール7連覇中はどんなアクシデントがあってもサイボーグのように平然と走り続けていた事を考えれば、やはりさすがのランスと言えども衰えは隠せないんでしょうなあ・・・
ジロでは残念ながら日本人選手の参戦は無かったようですが、ツールにはちと期待したいところですな!

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